■ 総合的な学習への試みに向けて
今回のセミナーではSFCの助教授や慶應普通部の先生などと並び生徒たちがパワーポイントを使いプレゼンテーションをし、質疑応答も生徒の代表が応答するなど、生徒の生の声を聞くことが出来、なかなか新鮮なセミナーであった。生徒たちはあるときはまじめに、あるときは会場を笑わせ、あるときはSFCの助教授に突然質問を投げかけてたじたじとさせるなど場を巻き込み、生き生きとプレゼンテーションを進めた。
総合的学習というのはパソコンを教育環境に入れることでは決してないだろう。ゲストスピーカーとしてセミナーに参加した当研究所所長の本間は、明治や戦後の話の中から校内暴力や現状などの話を挙げ、「結びつけることの大切さ」、そして「日常のコミュニケーション」がこれから益々必要になるだろうと語った。
今回のセミナーの最後に、この授業の担当教員であった石井先生が挙げた、『21世紀のキーワード』の「国際化」「情報化」「環境」「福祉」の4つ。これらのキーワードがデジタルアースによって編集され、そこに生徒たちの新しい学習の可能性が生まれ、また学校全体の活性化につながること、それを目指していると石井先生は締めくくった。
中村三陽中学校が、「福岡バレー」の新たな中心的なコミュニティとなり、そこから新たな文化が生まれ出されることを期待せずにはいられない。
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