| 「今日のテーマは『21世紀を拓く新しい授業』ですが、まだ21世紀は1年しか経っていないので、とりあえず20世紀を振り返る中でしかそのヒントが出てこないと思います。20世紀後半の50年、日本は世界的に見ても大変動の時代を経験してきました。これからもまさにそれは続いていくわけですし、これから少子高齢社会を運営していくためには、従来の欧米にモデルを見つけ真似をするキャッチアップは意味がありません。今の日本がかかえている構造的な問題や子どもたちの問題も家族の問題も、欧米社会に範とする似たような社会がないため、我々が自ら模索して作っていかなければならないのです。誰か教えてくれと言っても、どこにも教えてくれる先進諸国といわれるものはないのです。」
亀口先生は、これからの授業を我々自らが作っていかなければならないということを強調され、これまでの30数年に渡るの臨床心理学、カウンセリングの研究・実践の経験から後半20年を振り返り、ヒューマンコミュニケーションシステムについて、また現在教鞭をとられている東京大学教育学部附属中等教育学校での取り組みについてOHPを使って解説してくださいました。以下は講演内容の要約です。
|