NTS教育研究所の本間と申します。総合的な学習をバッシングするだけでなく、ちょっと一歩前に出て考えてみようじゃないかという思いから、今日はお話したいと思います。
まずは総合的な学習を考えるポイントを2つ。一つは「知を誘う総合的な場を子供達に提供できないか」ということです。石ころ一つを見てもいろいろな勉強ができるとは言いますが、これまでは全ての子供たちが100人の子供がいたら70人は楽しめて30人が楽しめなかった。色々なことは大概そうだと思いますが、これからはできる限り100人が100通りの楽しみ方を考えられる場を創ることが必要かな、と思います。
それから二つ目は「触発された知を編集する技術」が必要になるということ。100人が楽しんで触発され、それが互いに編集されて豊かな知を編み出すことが出来ないだろうかと思います。
総合的な学習というときに「自主性」や「思考力」という言葉がよく出てくるのですが、「自主的にやりなさい」といわれて行動してもそれは自主的ではありません。その場にいたら自然に出来てくる場はないだろうか、そしてそれを編集する技術はないだろうか、そんなことを考えています。
それをイメージしたものが右図です。私も娘がおりますが、こんな色々な知の誘いがある場があれば飽きずに学校に通ったり勉強したり本を読んだりするのではないかと思います。そうはいってもこんなパワーがある場は一体どこにあるのかと考えると、やはりトータルなものを持っているのは学校だろうと思うわけです。
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