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Hickory Elementary School
学校見学レポート |
| Hickory Elementary Schoolは、1961年に開校したKindergarten〜5th gradeまでの生徒300人ほどが通う公立の小学校である。日系企業が多く集まるトーランス地区にあり、日本人の生徒も多い。周りは閑静な住宅街で、とても静かである。 | |
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校舎内を歩いていると、校長先生が女性に声をかけた。日本人の方で子供がこの学校に通っているそうだ。「今日はボランティアにきました」と日本語で教えてくれた。「ボランティアと言っても、先生からのお手紙を子供ごとに仕分けしたり、先生のお手伝いをしたりするだけなのですが・・・」 アメリカの学校の特徴の一つに、父母によるボランティア活動がある。例えば、図書館で本の読み聞かせをしたり、ランチタイムのお手伝いや車で子供達を送り迎えしたりなどをする。親にしてみれば、自分の子供が学校でどのように過ごしているのか直接見ることができる。また、ボランティアを通じて、先生や他の親達と交流が深まるといったこともある。 コンピュータの授業では、ボランティアのお母さんが授業のサポートをしていた。12人位の生徒がドローソフトでお絵かきの授業をしていた。先生とボランティアの2人で、コンピュータの使い方がわからない生徒に個別に教えていた。授業ボランティアによって先生の負担が減り、子供達一人ひとりに目が行き届くので、特に1st gradeや2nd gradeのような低学年の授業には欠かせないものになっているそうだ。 また、校長先生は「このコンピュータは、日本の企業から寄付で頂いたものなのですよ」と教えてくれた。ここトーランス地区は、カリフォルニア州にある日系企業の25%が集中している。大半の日系企業が地域社会やコミュニティへ寄付や自社製品の寄贈をしているそうである。 |
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教室から【赤鼻のトナカイ】が聞こえてきた。生徒みんなで、手作り歌詞カードを手に歌っている。歌詞の端々に合いの手のように「ホッホー(サンタさんの声まねのようだ)」などなど、台詞が入りとても楽しそう。窓辺には、手作りの【靴下雪だるま】が並んでいた。 音楽室でも、オーケストラによる授業が行われており、クリスマスソングの練習をしていた。 |
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日本の学校は、3・4階建ては当たり前。エレベーターつきの7階建ての校舎もある。しかし、カリフォルニア州にある学校のほとんどは平屋建てで、2階がある学校は珍しい。また、校舎自体にそれほど特徴があるわけでもない。公立の学校のほとんどは、プレハブ倉庫のような建物がいくつか集まって校舎ができており、とても簡素な造りである。 しかし、外見は簡素でも室内は思い思いのデコレーションで飾られている。アメリカの学校では先生が自分の教室を持っており、生徒達が授業ごとに教室を移動する。それなので、例えば社会科の先生の教室は、世界地図や各国の国旗、授業で制作した「自分の紋章(祖先のルーツやシンボル・趣味の絵などが書かれていた)」などが飾られていた。どの教室も先生方のセンスによって楽しく飾られている。 また、校舎の建物の中に「コミュニケーションスペース」があまりない。もちろん中庭にはパラソルの下にベンチがあり、休み時間になれば生徒同士で自由に語り合っている。しかし、日本でよく見る「廊下の途中の奥まった空間に椅子と机がある」ようなものはほとんど見ない。言い換えると、「死角」になるところがないのだ。やはり犯罪防止のためなのだろうか。 校長先生に校舎内を案内していただいたが、トランシーバーと重そうな鍵の束を持っていた。授鍵がかけられている教室を開けてもらいながら見学をした。どうやら、授業のない教室は鍵をかけてしまうようだ。 |
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