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八雲学園中学校高等学校
英語祭

2005年12月14日
by 野田 亜矢子

クリスマスを目前に、12月10日八雲学園で「English Festival(英語祭)」が行われました。主に中学生が中心となって運営されるこの行事は、実に様々な催し物があります。体育館では中学校1・2年生による朗読劇や英語劇が上演され、教室では展示やゲームも行われていました。飲食店では、日本円のほかに、八雲ドルというオリジナルの通貨も発行されており、売り子の生徒が元気に英語で声をかけた会場には、大勢のお客様が訪れていました。

体育館で行われていた英語劇のうち、中学2年欄組の演目「Sound of Music」を観ることができました。八雲学園の英語劇では、生徒一人に必ず役がつき、舞台上の生徒達は与えられた役になりきっていきいきと演じています。また、舞台への登場・退場の仕方に工夫をしたり、ドレミの歌やエーデルワイスなどを振り付きで歌ったり、と舞台から目を離させないメリハリのきいた演出を随所にみることができました。

先生によると、劇を練習していくなかで出たアイディアをクラスのみんなで話し合って取り入れているようです。また英語劇の効果として、「伝える」ことを生徒が自主的に考え身に付けていくのはもちろんですが、クラス全体での練習や話し合いを通して、クラスが一致団結するなど英語以外の効果も多く見られるそうです。

アメリカ・サンタバーバラにある八雲レジデンスの紹介や毎年3月に中学3年生全体で実施する海外研修の報告など、八雲学園での英語教育の成果がわかる充実した展示内容も校舎のあちらこちらに設けられていました。特に中学1・2年生はこれから自分達が体験する海外研修の報告展示を見に展示教室を入れ替わり訪れて、先輩が1人ずつまとめた現地レポートを楽しそうに読んでいました。

海外だけではなく、日本の伝統文化について紹介する展示もあります。舞妓と芸者の違いや奈良の大仏の大きさ、京料理などを日本語と英語の両方で発表していました。京都・奈良へ修学旅行に行き、現地で感じたことや疑問に思ったことなどを調べて自分の中に情報や知識をインプットし、それを展示・発表でアウトプットするというサイクルが英語祭に限らず八雲学園の行事や授業の「鍵」となっているようです。

近藤校長先生は「英語を学ぶことで、視野が広がり、そこから自分の中にさまざまな考えや思いが生まれ、英語を介して世界の人々との意見交換が可能となります。そして、日本とは異なる文化の中で生活する人々をも尊重し、共存していく未来が見えてきます(英語祭のパンフレットより)」と八雲学園の異文化教育について語っています。同校の英語行事は、生徒が身に付けた語学力のレベルの高さを実感する場でもありますが、実は様々な発表をすることでコミュニケーションの楽しさを知る場となっているのではないでしょうか。

▲英語劇には大勢の観客が熱い拍手を送っていました。


▲生徒1人ひとりの思い出がつまったレポート。


▲自分たちが興味をもったコトを調べて発表。


▲校舎はイルミネーションで彩られ、クロージングではプレゼント交換が行われました。
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