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八雲学園中学校 レシテーションコンテスト

2004年6月25日
by 野田 亜矢子

■ 八雲学園における英語教育の特色の一つに、授業内だけでなく、英語に触れる行事が数多くあることがあげられる。そして、6月12日に、英語を習い始めて間もない中学1年生による「レシテーションコンテスト」が行われた。「レシテーション」とは「暗誦」という意味。一定量の英文を覚え、人前で発表しプレゼンテーションするものだ。

■ 生徒達はまず英文を覚えるために、ネイティブスピーカーの先生や英語科の先生の発音を聞いて真似るところから始めるという。練習を重ねるごとに、一つの単語から文章へと上達していき、文章を全て暗記すると、今度は人前での発表の仕方を自分で考え、どうしたら登場人物の心情を聞いている人に伝えられるのかというプレゼンテーションの仕方をも学んでいくそうだ。

■ "Peter Pan" "Dumbo" "Winnie-the-Pooh" "Beauty And The Beast" 4つの有名な作品から選ばれた課題文を、生徒自らが選び発表していく。物語を一生懸命に暗誦する生徒もいれば、声色を変えて登場人物を演じ分ける生徒、身振り手振りを交えながら発表する生徒など、それぞれオリジナリティ溢れる発表が続いた。来場している保護者やクラスメイトも、発表が終わるたびに拍手で生徒を称えている。

▲体育館の広いステージに、一人マイクの前に立って課題文を暗誦する。

▲クラスメートの発表を聞きつつも、自分の番がくるギリギリまで、暗誦の練習をしていた。

体育館のステージの中央にあるマイクの前に立って、名前、選んだ作品名を英語で話して暗誦をする。時間にして一人1分くらいだが、何百人といる来場者とクラスメイトの前で、スポットライトを浴びながら暗誦するのは、今までに経験したことがないほどの緊張だと思う。それだけに、自分の発表を立派にやり遂げた生徒は、さわやかな表情をしている。

八雲学園では、レシテーションコンテストのねらいとして、生徒が英語に興味を持って『生きた英語を効果的に学ぶ』きっかけにしたいと考えている。しかしそれだけではなく、今回の体験を通して、生徒は人前で話すことに対しても自信を持ったと感じた。

▲動作も交えて発表する生徒達。この身振り・手振りも生徒が考えたオリジナル。

今回はあたえられた英文を一人で発表したが、次はクラスのみんなと協力して英語劇・朗読劇を行うそうだ。役の心情を、英語を通してどのように伝えれば良いのか、英語での表現力が身につくのはもちろん、チームワークの大切さやプレゼンテーション能力も身についていく八雲学園の英語行事。3年間の英語行事を通して、英語をコミュニケーションツールとして身につけていき、そして、将来国際社会で活躍できる女性になっていくのだろうと感じた一日だった。
▲休憩時間には、発表が終わった生徒達がネイティブスピーカーの先生に自分の発表はどうだったのか聞きにいっていた。


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