■ 通常、中学に入学して初めて英語の勉強を始めるが、最初から「ネイティブスピーカーによる全て英語で行われる授業」を受けているため、生徒はこれが「あたりまえ」だと感じているようである。宿題の確認をしたあと、さっそく授業に入る。テキストとして「Side
by Side」を使ってはいるが、参考資料程度にして、どんどん会話をさせることに重点を置いているようだ。
■ 生徒は最初「体育」を英語でなんというのか、分からなかったようだ。友達同士で「体育って英語でなんていうの?」と日本語で相談しあっていたが、すぐにトーマス先生が気づいてくれた。先生は生徒の目線まで下りて、ゆっくりとスペルを含めて説明していた。そして、既に質問している結果を見て、“
What kind of person is she ? ” とAの役の生徒に質問をする。
■黒板には、Active, Athletic, Outgoing, Popular, Shy などキャラクターを表す単語が書かれており、そこから選ぶのだが、A役の彼女はどれが当てはまるのかわからない様子。すると、先生の方から助け舟が出て、“She
plays tennis everyday. And she likes physial exercise. ......She
is not a shy person.” という風に、選択肢を減らしてくれて、生徒も、“She is an athletic
person.” と回答することができた。
■ まず、先生からルールの説明があった。“Write your sentence. Remember. Other
students will read your sentence so write your best.” もち時間は一人2分間。英語の力も必要だが、何よりも自分の独創性が試される授業である。
■ いよいよ、ノートパソコンのWordを起動して物語作成が始まるが、生徒は始めの一文がなかなか書くことができない。そこで先生の方で、参考文“It
was a dark night./ I was walking home last night” を作ってくれた。それをもとに、生徒達はオリジナルの文章を作り始めたようだ。
■ 最初の一文は、簡単にできるのだが問題は次以降の文章だ。先生の“Change the seat, please”
の声で席を移動。友達の書いた文章を読んで続きを書いていく。生徒達の頭の中には「日本語だったら、こう書いたら面白い物語になる」という考えがあるのか、ちょっと教室内が静かになった。ただ英語でどう表現すればいいのかが難しいようである。辞書で調べて文章を作る生徒もいれば、直接アン先生に質問してアドバイスをしてもらう生徒もいて、とても活気のある授業となってきた。