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共栄学園中学校
「お花茶屋商店街」プレゼンテーション発表会
2003年2月22日(土)

 
スケジュール
14:00〜 開会の言葉  共栄学園中学校教頭 伊藤 裕  
14:10〜 校長挨拶 共栄学園中学校長 倉島 新治郎 

14:15〜

生徒によるプレゼンテーション

 
14:35〜 共栄大学と中学の連携について  共栄大学講師 須田 和也
14:40〜

講評 

埼玉地域協力研究センター長 共栄大学教授 渕本 康方

14:50〜

メッセージ  お花茶屋商店街理事長 石井 幹夫
14:55〜 土曜講座1年間を振り返って  NTS教育研究所 本間 勇人
15:15〜 講評 本田技研工業株式会社 小林 俊哉
15:20〜 閉会の言葉 共栄学園中学校教頭 伊藤 裕

■共栄学園中学校にて、「お花茶屋商店街の活性化について」のプレゼンテーション発表会が行われました。お花茶屋商店街の活性化については、土曜講座第9回から第13回に渡ってチーム学習したものです。生徒たちの通学路になっているお花茶屋商店街を素材として「都市」について考え、いかにして「活性化」させていくかを学び、チームの中で意見を出し合い、プレゼンテーション発表会を実施しました。

■また、ただ漠然とした理想の街づくりをするのではなく、現実味があり実現可能な提案をするため、「経済効果」「国際化」という2つのキーワードを頭に置き学習してきました。今回はお花茶屋商店街の方や、共栄大学の先生、父兄の方々をお招きして、前回の発表会で1位と2位を獲得した上位4チームによるプレゼンテーションが行われました。

■プレゼンテーションを行う多目的教室には、リハーサルを終えた生徒たちが数名いました。各チームとも役割分担があり、お客様を案内する係の生徒たちが教室を出て行きます。後片付け担当のチームは教室内に残っていますが、緊張のためか落ち着かない様子。教室内のホワイトボードには、土曜講座第9回で作成した「お花茶屋商店街シンボルマーク」のイラストが貼ってあり、机の上にはプレゼンテーションで使う商店街の手作りの模型が置いてありました。

■開始時刻15分くらい前から、案内役の生徒と共にお客様が集まってきました。「こんにちは、こちらへどうぞ」と教室の出入口で丁寧に挨拶する男子生徒たち。お客様が教室内に入ってくると、今までおしゃべりに夢中になっていた生徒たちも、姿勢を正して「こんにちは」と挨拶し始めました。お客様は前方の席へ、後方に生徒たちが着席し、プレゼンテーション発表会が始まりました。

《開会の言葉 共栄学園中学校教頭 伊藤 裕》
最近、教育の中で「生きる力」が問いただされています。「生きる力」といっても様々な考え方があると思います。共栄学園として「生きる力」をどう育成していけば良いかを考えました。ひとつの試みとして、中学1年生から3年生まで探求・発見・研究さらにプレゼンテーションを行うという学習を考えています。いろいろな考え方、IT技術、文化などを交ぜながら様々な要素を駆使し、その中で新しいものを創造することが「生きる力」に繋がっていくのではないかと考えています。我々は、これを共栄学園最先端学習と呼び実践しています。今日は、中学2年生の「都市」を考えるというテーマで学習したプレゼンテーションを行います。生徒たちもお花茶屋商店街に足を運び、インタビュー等をさせて頂きました。中学2年生の発表ですので、まだまだ言葉足らずの部分もあるかもしれませんが、未来を支える子供たちです。中には光輝くものもあるかもしれません。ぜひ今日は暖かな眼で見て頂き、今後の教育にも役立てていきたいと思っております。

《校長挨拶 共栄学園中学校長 倉島 新治郎》
共栄学園では、年間15回の土曜講座を行っています。この土曜講座は趣味の講座ではなく、進学講習を中心としています。「お花茶屋商店街の活性化」については、中学2年生の総合学習の一貫として行ったものです。調査にご協力して頂いた商店街の皆様には、厚くお礼を申し上げます。今回は特に優れていた4チームを選び、商店街の皆様を前に発表できるという機会を得たことに、大きな喜びを感じています。

《生徒によるプレゼンテーション》
〜発表の前に〜
これから、「お花茶屋商店街の活性化について」のプレゼンテーションを始めます。みんな一生懸命考えました。ぜひ最後まで楽しんでください。どうぞ、よろしくお願い致します。

■プレゼンテーションは前回2位を獲得したチーム4・9・10、1位を獲得したチーム7の順に行われました。発表を前に生徒たちの緊張も高まります。1番に発表をするチーム4は、すでに廊下でスタンバイをしていました。大きな拍手の中、チーム4のメンバーが登場し、プレゼンテーションが始まりました。

チーム4 「お花茶屋の活性化について」

1.大きな会社を作る
人の集まる街にするためには、大きな会社を持ってきてにぎやかな街にすることだ。従業員を増やし、従業員の憩いの場となるスターバックスなどを作ると良い。しかし、そのためには商店街の一部を取り壊さなければいけないし、莫大な費用もかかる。このような問題を考慮しても、大きい会社があれば従業員も増え、お花茶屋の活性化に成功すれば、自然にお金は戻ってくるはずである。

2.外国人向けのお店を作る
国際化のために外国人向けのお店を作る。例えば、MICKEY'S CLUBのような外国人の多く集まるバーや、日本では珍しいフレーバーコーヒー店などは幅広い年齢層に受け入れられるだろう。これらのお店を利用して、外国人との国際交流も楽しめるようになるだろう。

 

チーム9 「活力あるお花茶屋商店街にするには」

1.お花茶屋商店街の名前を変える
お花茶屋商店街という名前はかたいイメージがあるため、もっとみんなに慣れ親しんでもらえる名前に変える。例えば「お花茶屋小道」「下町和風道路」などである。改名する時は商店街の人たちにアンケートを取り、その中で一番になった名前を選ぶと良い。

2.人が集まるイベントを行う
商店街の目玉となるイベント「阿波踊り」「お祭り」「コンサート」などを行う。

3.純和風の商店街にする
道の端に水路を作ったり、松ノ木を植え純和風の商店街にする。また、お店の扉は障子にして、お店の人には和服を着てもらう。これらは時代劇を見て思いついた。純和風の商店街は全国でも珍しく、旅行客(外国人)がたくさん来るだろう。

4.スポーツのできる場所を作る
葛飾区は都内で9番目に土地の値段の下がり具合が大きい。そこを利用してスポーツのできる場所を作り、地価を上げていくのも良い。

 

チーム10 「OHANADYAYA ENJOY」

障害者の方や人種に関係なく、みんなが楽しめるお花茶屋にするために大改造を行う。チーム10の考えた理想の商店街の模型も作ってみた。

1.地元の人を呼ぶために、商店街でセールをする。観光客を呼ぶために、有名なものを作る。

2.大きなデパートやゲームセンター、ファミレスなどを作る。野球やバスケなどができる大きな公園を作る。夜は韓国のような明るい街を目指し、有名なものを作るためにローラースケートを履いたゴミ拾いの人を雇う。

3.国際化を目指すために、ホテルや各国料理店を作り、英語の看板を多く飾る。また、お年寄りや障害者の方が快適に過 ごせるように、バリアフリーを目指す。段差を無くし、エレベーターと手すりを増やす。

4.お花茶屋商店街のシンボルマークを考えた。昔、源義朝がお茶屋の娘に恋をしたという物語を絵で表現した。湯飲みの上にハートが乗っているのは、娘の出したお茶を飲み恋をしたから。湯飲みに書かれている文字は、お花のO・お花のH・お茶のCをアレンジしたもの。

 

チーム7 「ソフトクリーム改革」

お花茶屋商店街を魅力ある街にするために、ソフトクリーム屋に着目した。なぜなら、ソフトクリームは幅広い年齢層に人気があると思ったからだ。そして、お花茶屋商店街の良い所は下町っぽいところであることから、そこを残したまま活性化する方法を考えた。紙芝居形式で紹介したいと思う。

紙芝居 『ソフトクリーム改革〜あの物語が出来るまで〜』
お花茶屋の花屋さんは商店街の人口減少に思い悩んでいた。大好きなお花茶屋商店街を活性させようと、自分の花屋をソフトクリーム屋に改装し、商店街の名物になる様々な花のソフトクリームを作ることを思いついた。そのソフトクリームは12種あり、それぞれにキャッチフレーズを付けた。例えば、ヒマワリのソフトクリームは黄色で、キャッチフレーズはかわいくなれる、スミレは薄紫色で恋愛運がアップするなど。1個87円、12個セットは870円で販売。ソフトクリームを作るにあたって基本となる材料はすべて花から作られているため、87という数字が基本になっている。さらにソフトクリーム屋がテレビなどで紹介され、お客がたくさん増えれば、商店街はにぎやかになり、活性化は大成功するだろう。

〜発表を終えて〜
私たちのプレゼンテーションはいかがでしたか?今日発表したアイデアを採用して頂けたらうれしいです。みんながいつでも楽しく、笑顔がいっぱいの商店街になるように願っています。これでプレゼンテーションを終わります。

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