NTS教育研究所NTS教育研究所
ホーム学校リサーチ:学校レポート私立中高一貫校レポート:八雲学園高等学校 卒業パーティー

八雲学園高等学校
卒業パーティー
2003年2月26日(水)

 

八雲学園高等学校の第55回生卒業パーティーが、帝国ホテル富士の間にて夕方より開催されました。今春卒業する3年生はもちろん、お世話になった先生や保護者の方々が参加され、盛大なパーティーになりました。

ロビーでは受付が行われており、卒業生も手伝いをしていました。来賓の方を控え室へ案内する係りも卒業生が担当していました。「本日はありがとうございます。」と丁寧に挨拶する卒業生たち。開場を待つ間、ドレスアップした先生や保護者の方たちがおしゃべりに花を咲かせていました。

卒業生の開会の挨拶からパーティーが始まりました。
「楽しい生活もあとわずかになりました。本日は、私たちのために盛大な卒業パーティーを開いてくださり、心から感謝しています。楽しい時間を過ごしましょう。」
続いて、近藤彰郎校長先生より、お祝いのメッセージを頂きました。
「みなさん、こんにちは。八雲学園の生活もあと3日で卒業ですね。みなさんが入学された時、私たちは八雲学園の"Welcome精神"でみなさんを迎えました。知らずしらずのうちに、この精神が身に付いた人も多いでしょう。それぞれの生活に、卒業後もきっと役に立つと思います。けじめをつける事も大切ですが、楽しむときは思いっきり楽しんでください。今日のパーティーはみんなが一緒に楽しむ時間です。私も毎年楽しみにしているイベントのひとつです。ぜひ、最後まで楽しみましょう。」

「卒業おめでとうございます。高校生活3年間で、大きな花を咲かすことが出来たでしょう。この花と共に歩んでいって欲しいと思います。乾杯!」

乾杯の後、立食バイキングが始まりました。吹奏楽部の演奏が、ゆっくりと流れる優雅な時間を演出してくれます。中央に並べられた色とりどりの料理はどれもおいしそうで、何から食べようか迷ってしまいます。「これ何かな?」「これもおいしそう♪」と生徒たちのお皿は、オードブルやパスタでいっぱいです。「おいしい〜♪」という生徒たちの幸せそうな声が、あちこちから聞こえます。友達同士でテーブルを囲み、おしゃべりしながら食事を楽しむ生徒や、保護者の方と仲良く食事をしている生徒もいます。また、お世話になった先生のもとへ挨拶に来る生徒も多くいました。


一通り食事が済むと、八雲学園に在学しているFolder5のミニライブが始まりました。食事や、おしゃべりに夢中になっていた生徒たちも一斉にステージの前に集まります。ステージにFolder5のメンバーが登場すると、生徒たちから歓声があがりました。その歓声に答えるように、彼女たちも元気いっぱい歌と踊りを披露します。同級生を前に少し照れながら、「みんな楽しんでください!今日は先生と生徒のみんながバックダンサーとして参加してくれます!」曲の途中で、先生と生徒によるバックダンサーが登場し、Folder5に負けない力強い踊りを披露してくれました。見ている生徒たちの盛り上がりも最高潮です。
「Folder5のみなさん、ありがとう。」校長先生から花束のプレゼントです。「ARISAさん、卒業おめでとう。八雲での学園生活はいかがでしたか?」「やさしい先生に囲まれて、とても楽しい学園生活を送ることができました。」他のメンバーからも「卒業おめでとう!」と祝福され、少し涙ぐみながら「ありがとう!」と返事をすると、同級生から「がんばれ!」と応援を受けます。「では、最後に私の大好きな曲をプレゼントします。卒業にぴったりな曲です。」『Believe』『Piece of wish』など4曲を熱唱し、ミニライブは大成功に終わりました。
Folder5のショーの後は、吹奏楽部と先生方の演奏がステージにて行われました。『わだつみの木』『慎吾ママのおはロック』などを演奏され、美しいメロディーが会場内に響き渡ります。先生の演奏するドラムの隣りについて、戸惑う先生をリードしている生徒の姿もありました。きっと一緒に練習を積み重ねて来たのでしょう。先生の演奏姿を写真に残す生徒もいました。
演奏が終わると、司会者の方から「今日はみなさんに重大なお知らせがあります。」と言われ、生徒たちは「なになに〜!?」と大騒ぎ。女の先生がステージに上がり、「私、結婚します。」と発表すると、「おめでと〜!」と生徒たちから祝福を受けます。「実はもうひとり結婚される方がいます!」司会者の方に紹介され、別の女の先生がステージに上がります。「お相手は?」と質問すると、「この会場内にいます。」「では、ステージに旦那さまも上がってください。」恥ずかしそうにステージに上がる男性。生徒たちからは、「え〜うそ!」「やだ〜!」という声が。相手の男性も八雲学園の先生でした。生徒に人気の先生のようです。生徒たちは反対していましたが、最後は拍手でふたりを祝福していました。

生徒たちの驚きが収まらないうちに、ドリル部と有志によるダンスステージが始まりました。小さなピンクのポンポンを手に持ち、ステージ上を元気いっぱい飛び跳ねます。最後の全員でのポーズが決まると、大きな拍手が起りました。

ドリル部の次は、先生方と有志による『萬珠沙華』のダンスが始まりました。クラシック曲をバックにまるでステージが別世界になってしまったかのような、しなやかなダンスに、誰もが見とれていました。手作りの美しい衣装が、より一層ダンスを引き立てていました。
プログラムの間に、生徒による先生への突撃インタビューが行われました。「私たちが先生に質問をします。よろしくお願いします。」ステージを降り、早速先生をつかまえてインタビュー開始です。「私たち生徒をかわいいなと思う瞬間は?」という質問に「みんなが誕生日を祝ってくれた事かな。みんなの笑顔をたくさんの人に分けてあげてください。」と卒業生へメッセージも送られました。インタビューの生徒たちは、あちらこちらに動き回ります。カメラを持っている先生方も一緒になって追いかけます。次の先生をつかまえると、「印象に残っている行事は何ですか?」という質問に、「どの行事もみんな一生懸命やってくれたけど、一番は合唱コンクールかな。とても感動しました。」「では、卒業生に一言お願いします。」「みんな、素直な子ばかりです。ステキな女性になってください。」
インタビューの後は、保護者と先生方による歌のプレゼントです。会場にいる保護者の方がステージに集まってきます。ステージ上は保護者と先生でいっぱいになりましたが、狭さを気にせず、素晴らしい歌声で『負けないで』を披露されました。生徒たちは、楽しそうに手拍子をします。校長先生も途中から参加され、最後は生徒も一緒にみんなで合唱しました。
合唱に続き、保護者の代表の方が挨拶されました。
「みなさま、このような会を開いてくださり、本当にありがとうございます。娘と共に学園生活を過ごして参りました。3年間はあっという間に過ぎ、たくさんの喜びを頂きました。あと3日で卒業式を迎えます。4月からは、それぞれの道に向かって進んでいくと思いますが、八雲っ子であったことに誇りを持って欲しいと思います。先生方、これからも子供たちを見守っていてください。」

続いて来賓の方より、お祝いの言葉を頂きました。
「たくさんのプログラムを楽しみながら拝見しています。大事な大切な3年間を、八雲学園で過ごすことが出来たと思います。とても幸せなことですね。人生の中で大切なことを身に付けることも出来たでしょう。八雲の学園生活の中で得られた友人との関係も、大切にして欲しいと思っています。これは、どんな薬よりも効果のあるものです。これからも未来に向かって羽ばたいてください。」
「みなさんの成長した姿を見て、うれしく思っています。八雲を離れて2年経ちますが、八雲は本当に良い学校であると身にしみて感じています。先生方は努力を惜しまず、みなさんのためにいろいろな体験や、いろいろな事を教えてくれます。その力は社会に出たとき、生きる力となるでしょう。八雲学園では生きる力について、何十年も前から教育してきました。八雲の卒業生であることに誇りを持ってください。自分の夢に向かってがんばってください。」

次に、ハンドベルとピアノによる『夜空ノムコウ』が演奏されました。生徒と先生が交互に並び、共にタイミングを合わせています。ベルの澄んだ音色が響き渡り、人々を包み込みます。生徒たちもステージの前へ歩み寄り、その澄んだ音色に心が癒されているようでした。
大きな拍手の中、卒業生の代表者が挨拶をするためステージに上がりました。
「3年間通い続けてきた八雲学園ともお別れになります。八雲学園での生活を思い出すと、いろいろな方々にお世話になりました。先生方には、勉強はもちろん、進路の相談、部活動の指導など、けじめをつけることの大切さを学びました。両親にはわがままを言い、心配をかけることもありましたが、いつも適切なアドバイスをくれ、私たちを見守ってくれました。そして、この学園で出来た友達とは、行事などを通して協力し合い、くじけそうになった時は互いに励まし合いました。今まで、私たちに係わってくださったすべての方々に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。そして、卒業後もそれぞれの夢に向かってがんばっていきたいと思います。」

楽しい卒業パーティーも、別れの時間が近づいてきました。生徒と保護者の方々が、会場の両脇に分かれ向かい合います。今までお世話になった先生や、保護者の方たちに感謝の気持ちを込めて、生徒全員による合唱『流れゆく雲を見つめて』をプレゼントしました。そして、ひとりの生徒が中央に歩み出し、ご両親に向けて感謝の手紙を贈りました。感謝の気持ちで胸がいっぱいになり、涙が溢れ、言葉がうまく出てきません。同級生から、「がんばれ。がんばれ。」とたくさんの声援を受け、ご両親もやさしく見守っていました。

生徒が手紙を読み終えると、後ろにいた生徒たちも保護者のもとへ駆け寄ります。いつもは照れくさくて伝えられない感謝の気持ちを伝え、花束をプレゼントします。生徒も、保護者の方も、今日一番の笑顔でお話されていました。
そして、校長先生による歌が、卒業生へプレゼントされました。曲は校長先生の大好きな『TRUE LOVE』です。ギターを片手に、熱唱されました。曲が終わるとFolder5のARISAさんより、校長先生へ花束が贈られました。「校長先生、3年間ありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べます。「ARISAさん、最後に一緒に『PRIDE』歌いましょう。みなさんの幸せを祈っています。プライドを持って生きてください。みなさんも一緒に歌いましょう!」
最後に学園の先生方へ卒業生と保護者の方から花束が贈られました。先生方の眼にもうっすら涙が浮かんでいます。会場にいる生徒たちが、アーチの道を作ります。先生方は大きな拍手の中、その道を通り出口へと向かいます。「先生ありがとう!」と生徒が声を掛けると、「みんなもがんばってね。」と笑顔で答え、握手を交わしていました。
パーティーが終わっても生徒たちの興奮はなかなか冷めません。会場の外では、先生と一緒に写真を撮ったり、保護者の方と一緒に先生に挨拶される生徒もいました。八雲学園で学び過ごした生活と、今日の感謝の気持ちを忘れずに、自分の夢に向かってがんばっていって欲しいと思います。

NTS教育研究所 平出桃子

このページのトップへ▲
ホーム学校リサーチ:学校レポート私立中高一貫校レポート:八雲学園高等学校 卒業パーティー