| ■教室の様子を見に戻ると、少人数の生徒が作業をしていました。ワークシートの記入が進まず、一度書いた文章をすべて消してしまった生徒もいました。LAが側について指導しますが、なかなか書き進みません。「テーマはホームレスについて書くの?」とLAが聞きます。「そうだよ」「ワークシートを全部埋めることはないから。PCルームでリサーチしながら進めようよ。」「ネット見たってホームレスのサイトなんて無いよ」と生徒。どうやら席を移動することが嫌なようです。「ボランティアの人がつくったサイトがあるかもしれないよ。一緒にPCルームへ行ってみよう!」意地を張っているのか、それとも照れているのか自分の席を動こうとしません。「でも、自分の意見を持っている生徒ですから。きっと大丈夫」とLA。生徒のことをよく理解しています。この後もLAが付いて、作業が行われました。
■11時を過ぎると、論文を書き始める生徒が増えてきました。リサーチが終わり、ワークシートにはたくさんの情報が書かれています。1時限目の論文講座でも例に挙げた"差別"をテーマにしている生徒が多く、男女差別や人種差別など、身近な問題として捕らえやすいようです。また、『理想の都市』を"田舎"と考える生徒もいます。田舎のように豊かな自然に囲まれつつ、文明を発達させた方が良いという考えのようです。最近、ニュースでも取り上げられることの多くなった"北朝鮮拉致問題"について書いている生徒も少なくありません。生徒たちにとっても印象深い問題のようです。
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