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香蘭女学校
説明会
平成14年10月18日(金) 10:00〜
 
スケジュール
 (1)10:00〜 挨拶 校長
 (2)10:20〜 宗教教育 チャプレン
 (3)10:25〜 ビデオによる学校生活紹介 生徒部長
 (4)11:00〜 本校の特色・卒業後の進路 教頭
 (6)11:20〜 教育課程・入学試験 教務部長
 (7)11:40〜 質疑応答  

1. 挨拶に代えて、校長先生によるお話の要旨

 本校は、1888(明治21)年、日本の女性にまだ教育が渡らなかった時代に英国宣教師エドワード・ビカステスによって設立された。日本女性特有の美徳に加えキリスト教の教えに基いた人間教育を目指すものである。校門を入るとすぐ、緑に覆われた築山を左右に見るアプローチがある。四季折々の花に彩られた、宝物のような場所である。自然を愛する心と豊かな感性を育む、よい環境に恵まれている。また1000人を収容し、全校生徒、教員が集まれる広い講堂をはじめ、設備の充実にも力を注いでいる。よい環境を与えることは、教育には欠かせないものである。本校では食堂というものを備えていないが、これには毎日栄養のある手作りのお弁当を持参していただきたいという願いが込められている。設備などの環境だけでなくそれ以上に重要なのが人的環境である。中高の友人は生涯の友人になる。いい環境のもとにいい生徒、いい教師が出会うことを通して、充実した学園生活を過ごしてもらいたい。また、本校の生徒の特色は「素直な優しさ」である。学業だけでなく、人と人との関わりや、キリスト教主義の根幹である他者を愛し自分のように大切にすることを学んでもらいたい。そして、心の優しさと共に品位のある女性に育ってもらいたい。一方、卒業後良い大学進学できるのは大切なことである。本校では「授業5日制、学校6日制」を導入しており、土曜日は部活や講習など、多角的に利用し、学校生活の充実を図っている。

2. 宗教教育について、チャプレンからのお話の要旨

 「チャプレン」とは、施設つきの神父、牧師のことである。国王や大統領つきの神父もこう呼ぶ。精神的、信仰的な面から生徒をサポートする役割を担っている。本校は歴史あるミッションスクールであるが、ミッションスクールとは、必ずしもクリスチャンを養成し、増やすことを目的とはしていない。本来は互いに支えあうべきである「心の教育」と「学業」を両立させたキリスト教の教育観に基き、心身の健やかさ(医療)・学業・信仰、の3つを柱とした教育を施すことがその目的である。キリスト教では「命」、「他者との関係」を大切にしている。毎朝の礼拝は、その日その日への感謝と決意を新たにする、とても良い時間となっている。本校の生徒には、「あの人が苦しい様に私も苦しい」と訴えるのでなく、「私も苦しいが、あの人たちだって苦しい」と言えるようになって欲しいと願っている。

3. ビデオによる学校生活紹介

 生徒部長によるナレーションと共に入学式、学園祭、部活動、バザーなどの様子を収めた映像。

4. 本校の特色と卒業後の進路について、教頭先生によるお話の要旨

 「香蘭女学校」という名称からも分かるように、本校では中高を区別しない6年間一貫の教育を行っている。学年も高校で区切らず、1年〜6年で呼んでいる。本校の生徒には「お嬢様」という言葉がよく当てはまるが、この言葉には「品位ある」という意味合いが多分に含まれている。その意味ではとてもよい言葉ではないだろうか。自立、自我、独立という言葉が「良い」とされる時代であるが、この「品位」というものの大切さを今一度思い起こしたい。本校のもう一つの大きな特色として、「処罰をしない」ということが挙げられる。校則を守らないものも勿論いるが、「処罰」ではなく「教育」によって改めていくのである。処罰によっていう事を聞かせることはたやすい。しかし本人は「納得」している訳ではない。教育によって考えを改めさせることが何より大切なことである。確かに時間はかかるが、教育とは本来とても時間のかかるものなのではないだろうか。
 大学進学について-――学力はとても大切である。しかしこれは当り前のことである。何より大切なのは本当に生徒が望む進路を進めることではないだろうか。本校は生徒が望むなら1対1でも指導することのできる、少人数の「家庭的な学校」である。だがこれは偏差値のような「数字」に表れるようなものではない。「偏差値」というのは他人と比べるためにある物である。自然と上の人に対してはコンプレックス、下の人に対しては軽蔑感を持たせるものである。比較ではなく一個の存在としての自分を見つめることを忘れずに進路の決定に臨んでもらいたいと考えている。

5. 教育課程などについて、教務部長によるお話の要旨

 本校では登校は週6日、そのうち授業を週5日行い、土曜日は主に行事、補習、補講の時間に当てている。授業時間は1日7限だが、水曜と金曜の授業は6限までで、文科系の部のほとんどが活動する。体育系の部ではほぼ毎日、練習が行われている。毎朝全校礼拝を行う他、全学年、週に1時間、聖書を学ぶ時間を設けている。また、中学1年次には、小笠原流の礼法の時間が有り、普段の何気ない立ち居振舞いへの気遣いを学ぶことが出来る。

6. 質疑応答要約

文理分けについて―――高3で文理分け。高2までは文理一緒で数学の3単位が必修となるが、演習は選択するかどうかを選べる。
立教大学推薦について―――高3の1学期までの成績で決まる。評定平均3.5以上が対象となる。  

NTS教育研究所助手 片岡亮一

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