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■ 都市には欠かせない要素はまだある。それは人との交流の場である。都市とは人が集まることでできる。その人が集まれる機会や空間が都市には必要なのではないかと生徒たちは考えた。それは、広場や公園、娯楽施設、商店街、祭・・・etc。人と人とが触れ合うことで、地域内での団結力が強まると言う意見があり、人間は自分ひとりでは生きることができないからというコメントもあった。
■ このような様々な要素を組み合わせてどんな都市にしていくかについては、率直な意見として以下のような点が生徒たちの間では重要視された。
・ 安全性
・ 利便性
・ 自然と人間との共存
・ 澄んだ空気 |
交通事故や犯罪がある都市には人が集まるはずがないであろうし、ロボットやオートメーションシステムによってより便利で快適な生活を送りたいと望むであろう。日頃、汚れた空気と水、そして街中には緑が見られないという環境に置かれている子供にとってはやはり、多くの緑や澄んだ空気・水が欲しいと思うものであろう。
■ 環境に関する視点以外にも、「バリアフリー」について考えていたチームもあった。車イスの身体障害者や高齢者が住みやすい都市づくりを目指し、そのために障害者と健常者との区別をなくしたり、障害者が乗れる車を作ったりと様々な方法を考えていた。また、都市を建設しいく上では、すべての人に優しいだけでなく、人と人とのふれあいを大切にしながら、お互いを思いやる心が必要であるという意見もあった。
■ この共栄祭で、中2の生徒たちは、ツインリンクもてぎで学んだことを、さらに手を加え工夫して臨んだ。生徒のパワーポイントや模型や模造紙による発表の素晴らしさに、他学年の生徒たちや保護者は驚いていた。都市づくりについて自分達で調べ、自分達で考え、自分達で発表したことで、発表する生徒の姿も真剣なものとなり、「ツインリンクもてぎ」での経験は十分に活かされたと感じた。
NTS教育研究所助手 葛原怜
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