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玉川聖学院中学校
2002年10月18日(金)学校説明会

スケジュール
 (1)10:30〜10:45 学院長挨拶 バ−ナ−ド・バ−トン学院長
 (2)10:45〜11:30 教育活動・年間行事について 水口先生
 (3)11:30〜11:50 新校舎建築・入学試験について 田中先生
 (4)11:50〜12:10 中等部入試の出題方針について

★ 学院長挨拶 バ−トン学院長のお話の要旨

玉川聖学院は、現在校舎を建て直している。阪神大震災を実際に経験して、「阪神大震災と同じかそれ以上の地震にも耐えられる、土台のしっかりした校舎を建てなければいけない」と思い、校舎建て直しを急いでいる。

本学院はミッションスクールで人間観または神を敬う信仰、聖書の教えを土台としている。

人間には独自性が与えられており、それを最大限に伸ばしていく。人と比べるのではなく、自分らしさ、感性を発見してそして中高6ヵ年を通じて伸ばしていくのが教育だと考えている。また、人間は全て等しく大切な存在であり、尊重しあうことを教える必要がある。パイプオルガンのパイプは一本一本音色が違うが、全部揃うと素晴らしい音を奏でる。それと同じように学校生活の中で、人と協力して作り出すことで相乗効果が生まれるということを教える必要がある。これらの価値観や人間観を具体的に学校生活、教育活動の中で示すのが本学院の教育方針である。

毎朝、中等部はキンレイホールにて礼拝を行う。終礼、中学生は日曜日に近くの教会に礼拝に参加することが義務となっている。教育方針の原点を知っていただくために、行っている。キリスト教の自覚できるような教育をたくさん取り入れている。ボランティア活動も盛んである。

★教育活動・年間行事について 近藤先生のお話の要旨

1. ミッションスクールとしての特徴
最近の学生の特徴として、自分自身を大切にしきれていない人が多いように感じる。神に造られた、かけがえのない存在である人間を大事にし、自分と他者の命を尊ぶ生き方を土台に据えた教育を基本としており、生徒一人ひとりを大事にしていきたい。

2. 教科的な特徴
進学だけでない、本当に力になるような「自己の育成」「考える力」をつくるのが一番必要な学力だと考えている。そのために、レポート・論文・発表などの機会をたくさん設けている。英語教育については、英語は「道具」と考えており、それをどう使いこなすのかを段階別授業やスピーチ、フロリダ英語研修で勉強する。中等部は基礎学力を定着させることにも主眼を置いており、まとめテストや再試補習制度などを設けて対応している。

3. 生活指導の特徴
学校は社会性を身につける場であり、自我と他者の自我を調整する場。そのために「パーマやピアス、雑誌やTVへの私的出演の禁止」など厳しい校則になっている。また、生徒会を中心として自主的活動を推進している。これは、自分達で自分の通う学校を作っていく機会を設けているもので、責任感を養っている。

4. 進路指導の特徴
「進学指導に力を入れていない」という噂があるが、そんなことはない。本学院では「どこの大学に行くか」ではなく「将来何をするのか」を一緒に考えていくキャリアガイダンスが進路指導だと考えている。子供達の特性を把握して、先生方も一生懸命頑張っている。また、A O入試を受ける生徒が約30〜40名ほどおり、年々実績は上がってきている。

5. 教師と保護者の協力関係
本学院は保護者の方との協力関係の上にはじめて教育は成立すると考えている。同じ価値観を持っていないと、今までお話しした1〜4のことは達成できない。保護者の方が学院の方針に賛同して納得できた方は受験していただきたい。学校は全ての情報をオープンにしており、生徒・保護者との「教育共同体」づくりを心がけている。

★新校舎建築・入学試験について

今も校舎建築の工事が進められている。建物を全て壊して、いっきに建ててしまえば建設費も安く短期間で終わる。しかし、通っている生徒のことを考え、迷惑をかけないように段階的に新校舎を建築することにした。2002年7月に今いるHR棟が完成。全ての建物が完成するのは、2003年の12月。お子様が入学したとするならば中学校2年生から新しい校舎で勉強することができるだろう。

入学試験について、2003年度入試は受験回数を2回に戻した。帰国子女枠について、海外滞在地が英語圏でなくても構わない。また、2年間現地の学校に通っていたことが条件となるが、例えば小学校1・2年生を海外の学校で学び3年生から6年生までを日本の小学校で過ごしたとしても、本学院では帰国子女の対象になる。

面接は本人のみのグループ面接で、普通の言葉で小学生らしく話していただければ問題はない。また、早い時間に面接を終えようと、願書提出の際に朝早くから並ばれる親御さんもおられるが、受験番号が早いからといって、面接が早く終わるわけではないのでご安心を。

入学後になんらかの事情で授業料等の支払いができなくなったとき、授業料を免除する奨学金制度を設けているので遠慮なく相談して欲しい。寄付金や学校債はない。校舎建築についても同様。

★中等部入試の出題方法

国語:「韻文」の部分を「説明的な文章」に変更することを考えている。全体の問題構成としては、2つの長文と言語事項となり、点数配分も「長文:小説・物語的な文章」が40点、「長文:説明的な文章」が40点、「言語事項」が20点となる予定。入試問題対策としては、長文を読むことに慣れておくこと。

数学:新学習指導要領から外れた部分の出題はしない。新教育課程の範囲内で過去の問題と同じレベルの問題を出題する予定。計算問題・小問題は素直な問題が多く、正答率がかなり高いので、ミスをしないように気をつけてほしい。毎年同じような傾向で作成されているので、過去の問題を何度も解いて感覚をつかんでおくとよい。

理科:試験時間は40分。学校で習ったことが理解できているかをみる出題になる予定。「豆電球のつなぎ方」「気体・液体の性質」「実験・観察」など、理科の基本となる知識や考え方を問う問題を考えている。

社会:試験時間は40分。現行の学習指導要領を超えない範囲で「日本の主な地名や自然・産業」「歴史上の主な人物」「日本国憲法の特徴」「国際連合の主なはたらき」などを出題する予定。いずれにおいても、表やグラフ、絵や写真などの資料をじっくり見て考える力を問う問題を作りたいと考えている。

 

NTS教育研究所 野田亜矢子


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