漆原校長先生のお話の要旨
2000年に創立100周年を迎えることとなり、それと同時に学校の変革を行ってきた。校舎の改築をはじめ、内面においても教師が様々なプロジェクトチームを作り、変えてきた。21世紀に向けて、横浜雙葉はどうなっていくのか、そしてどんな人間を作っていくのかなど数え切れぬ会議を重ね、ついに全体像ができあがった。教育理念の一つとしては、数年前より実施している総合学習がある。中一から高二まで、本当に意味をなす学習になるために、学校側が積極的に支えている。その一つのテーマは「関係性の創造」である。自分と自分、人と人、人と自然、人と宇宙、などその間にある「絆」や「関係」重要視している。他者を幸せにすることで自分も幸せになる、つまり「生かし合う」ということを大切にしている。この考え方が、クラブ活動や授業などに生かされている。
木下先生のお話の要旨
学級日誌の発表により生徒の率直な学校生活の感想や風景を紹介。附属小からの生徒と受験した生徒は4月の下旬の校外学習により完全に打ち解ける。6月頃にある球技大会でさらに団結し、横浜雙葉の生徒であることを意識し始める。新しい科目については、興味を持たせる学習を心がけ、一から始めるため安心できる。実力差が出ないように補習や補講も行っている。6月に始まるクラブ活動で上級生との関わりが増え、充実した学校生活を送っている。宗教の授業では人がいかに生きるべきかなどキリスト教の観点から考えるような授業も行う。
長井先生のお話の要旨
主な規則として
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髪に手を加えること
- ピアス
- スカート丈
- 当下校の立ち寄り
が禁止されている。これには本校の理念である「関係性」に基づいており、周囲へのマナーや礼儀正しさが問題となっている。自分自身も相手も大切にする。そのためには本当の美しさ・素直さ・優しさとは何なのか、をありのままの自分を見つめることで理解させようとしている。これを教育していくためには家庭と学校との連携が不可欠になっていく。
進路部長のお話の要旨
学校側としては生徒の希望がかなうように手助けしている。生徒は即効性のある方法を求めがちだが、希望を達成するためにはどのような優先順位で行っていかなければならないかを第一に考えさせる。生活秩序の乱れ(睡眠不足・朝食を抜く)から成績不振に繋がる。朝の祈りや帰りの祈りや各授業の最初と最後に行う「瞑目」は集中力を高めている。演習科目として生徒ひとり一人の個性を大切にしようと、スポーツや芸術の専攻も可能である。
斎藤先生のお話の要旨
横浜雙葉は今「開かれた学園」を目指し、オープンキャンパスやHP作成や授業参観など積極的に行っている。中学入試については昨年の倍率は2.4倍、募集人員は90人と去年と変わらない。また今時珍しい面接試験については「関係性の創造」を達成するために今後も続けていく方針である。何週間にも渡り面接を行うのもしっかりとした人間を選抜するためである。
NTS教育研究所助手 葛原 怜
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