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共栄学園中学校 最先端学習 第6回土曜講座 [2]

2002年7月19日
by 前田恭子


10:00 意見の交換

■ 『自分の魅力を発見する』という大きなテーマの中で、『エジソン★クエスチョン』の課題に取り組んだ後、友だちとの意見交換をしているところ。

■ 3組では男子が寄り集まって『名誉』について討論している。

「『評判』が悪いと本来は『名誉』も付いてこないよね?」
「けれど実際は『名誉』ばかり重んじて『評判』の悪い人間もいるワケだ。」
「『名誉』なんてなくっても生きていける。オレは『幸福』ならそれでいいよ。」
「オレは『名誉』はいらない。有名にはなりたくないから。」
「なるほど、『名誉』 は有名になるための条件だと考えたんだ。」とLA。
「『名誉』は人をダメにするよね。」
「でも自分にしっかりとした『誇り』を持っていれば、『名誉』を手に入れたとしてもおごらずにいられるんじゃないかな?」とLAが疑問を投げかける。
「『名誉』があると、生きていくのに不自由だよ。」
「最近世間を騒がせてるような、"国民のため"って言ってる人たちはみんなそうだよね。」
「オレは普通に生きていければいいや。」
「『健康』の方が大事でしょ?『健康』をなくして死んじゃったら元も子もないから。」
「でも、何かを一生懸命頑張って結果として病気になったときに、私はこれでいいんだっていう納得というか『誇り』があれば、それはそれで充実してるんじゃない?」とLAが投げかける。
「『誇り』を持ってても『健康』じゃなかったら元も子もないじゃない。」
「俺は『健康』と『愛情』さえあれば他には何もいらないな。」
「オレ、『愛情』って信じてない。いらないよ。『愛情』は。」
「『愛情』はいるかもしれないけど、オレは『金』と『名誉』に付いてくる『愛情』だったらいらない。」

■ 2組では、どれを選んだのか挙手を募ってみたところ、お金を選んだ生徒が多く、快適な生活と名誉がそれに続いた。「この問題には正解はありません。」とLA。この問題はそれぞれの心にどのように響いただろうか?

■ 「オレは借金だけはできないや。お金は大事だよ。」と、まだ自分の意見を語っている生徒もいる。


10:15 名札を作ろう!

■ なかなか終わらない討論を打ち切ると、次週の合宿研修で使う名札を作る。

■ 自分の魅力をテーマにプロフィールや名前をデザインし、色えんぴつやマーカーを使って台紙に書きこむ作業だ。
「下の空欄にはワープロで名前が入るから、上のみんなが書くところには、個性が出るようにデザインして書いてみてください。イラストだけでもいいし、模様でも縦書きでも横書きでもいいですよ。逆さまに書くと読めないかな。」
「先生、英語でもいいですか?」

■ 「私、字がヘタだから、私の名前も書いて!」
「あなたの字、好きだよォ。」
お互いに書き合う姿もあり、本人はほとんど書き込んでいないのに、みんなからのイラストで名札が見事に仕上がった生徒もいた。みんな楽しんで助け合っており、他の課題とは手を付ける速さが全く違っているようだ。


「先生!これでいい?」
「プリクラ貼ってもいいですか?」
「プリクラもオッケーです!個性的なものを作ってください!」
「自分の魅力、よくケガをする。石頭。」としゃべりながら色鉛筆を動かしている生徒もいる。一体どんな名札になるんだろう?

■ 台紙を紫一色で塗った生徒が1組と3組にひとりずついた。「これには深〜い意味があるのです。」と意味ありげな様子。

■ 「自分がどういう人間かが初対面の人にも分かるように、プロフィールを意識して書いてくださいね。」LAからアドバイスが入り、バレーボールを書いたり電車を何台もパンフレットから模写して、自分の趣味をアピールする生徒が出てきた。「将棋が好きだったら駒の絵を書いてもいいんだけど、これは名札だから、自分の名前よりも『王将』の方が大きかったら『王将君』って呼ばれちゃうかもしれないね。」

■ 仕上がった名札を集めてみると、それぞれに自分の魅力を生かしたものができたようだ。


10:50 自分の魅力をまとめる

■ 200字シートを使って今日のまとめをする。今日の様々な課題を通して感じたことをもとに『自分の魅力』について記述する。

■ 女子同士で互いの200字シートを読み合わせているグループがあった。「私は性格がとても良くて、成績もなかなかイイところが魅力です!」「わぁ〜!本当に書いたの?やめ〜!」互いに相手のことを書いて読んでいたようで、この後それらを元にして自分で自分のことを書き直していた。

■ 今日の様々な課題を通してあらためて自分を意識したこと、友だちとの意見交換や協力もあって、『自分の魅力を発見する』という全体のテーマにガッチリと取り組めたようだ。ワークシートの形で進めたことで各自が『自分』というものに、より正直に向き合えたのではないだろうか?


11:00 お花茶屋商店街へのお礼

■ 今日のすべての課題を終えると、前回までのテーマとなっていたお花茶屋商店街の方々に『お礼のお手紙文集』を届ける。これは前回の学習の終わりにみんなが書いた『お礼のお手紙』を、LAがワードでまとめたものだ。ひとりひとりの感謝の気持ちが込められている。

■ 2組では商店街を調査した3つの班に分かれて、薬局、魚屋さん、タバコ屋さんに文集を届けに行くことになった。

■ 「みんな入ってもいいですか?」
魚屋さんにお邪魔して「どうもありがとうございました。」と小冊子を手渡すと、お店の人は今朝仕入れたままの丸ごとの魚を見せてくれた。「わぁ!大きい!」これから家庭で料理しやすい大きさにさばいて店頭に並べるそうだ。

■ 1学期の土曜講座はこれでおしまい。全15回のうちの6回までが終了した。
次週は同じ最先端学習の一端として、合宿研修が行なわれる。

》》 Kyoei&Honda最先端学習

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