■ ジャンケンで勝ったり負けたりした後はフルーツバスケット。「ただのフルーツバスケットではなく、みんながお互いに知り合うための題目を掲げてください。では最初は今日、日比谷線で来た人!」ワッ!っと半分ぐらいの参加者が席を立って走り回る。席からあぶれてしまった女の子はちょっと考えて「渋谷区に住んでいる人!」と声を掛けた。続いて「A型の人!」「名前が3文字以上の人!」と、お互いのことを知るためのお題が並んでいく。
■ エンカウンター(Encounter)とは元々出会いや遭遇を意味する単語だが、現在は学術用語として用いられることが多いようだ。東京女学館では、個人やグループが出会い親密に知り合うための体験としてこの「エンカウンター」を学校に取り入れており、中学1年生のオリエンテーションの場でもこのようなゲーム感覚の「エンカウンター体験」を行っている。
■ 英会話の体験授業では、訪れた小学生を相手に普段と変わらない英語のみのコミュニケーションで授業を行っていた。「Good morning, everyone ! My name is Eck, Mr. Eck.」ネイティブスピーカーの先生が自己紹介から英語で行う。
■ Eckというのはラストネームだということを説明して先生は「What is my first name?」と小学生たちに尋ねる。一瞬の間があって父母と在校生から笑いが出てきた。ファーストネームはまだ教えていない。「私の名前はハリーポッターで主役のハリーをやっている男の子と同じ名前なんだよ。」と先生が英語で説明すると、在校生から「ダニエル?」と声が上がった。
■ フルネームを紹介すると、先生は子どもたちに「What is your first name?」と質問する。参加したどの子も臆せず英語で答えていたが、ラストネーム?ファーストネーム?と交互に聞いているうちに、どちらがどちらだか分からなくなってしまう子もいる。子どもたちの名前の後は、教室の中にあるモノを手にとってその名前を英語で発音。Desk, Chair, Window, Calendar, ・・・ 「Everybody have good name!」と笑顔の先生。
■ サポート役の中学生たちとの掛け合いで挨拶の会話を実演し、席に座っている子どもたちにも2人組になって自己紹介の会話を体験してもらったり、red, blue, yellowなど色の名前をみんなで発音したりと楽しく授業が進む。
■ ユニークなイラストを見ながら動物の名前を発音した後は2つのチームを作ってゲームを行う。先生が動物のカードを見せるとまずは名前を当てると1点ポイント。次にその動物に関する英語の質問に答えるとまたポイントがもらえる。2チームでポイントを競うゲームだ。英語だけを理解するのは大変でもゲームを理解するのはそう難しくない様子で、こうしてテンポ良く進む英語の授業をどの子も楽しむことができたようだ。
■ 東京女学館は都心にある学校ではめずらしく「学校ビオトープ」を実践している。「ビオトープ」とは「生物」を意味するBioと「場所」を意味するTopを合成したドイツ語で、元々は「生物の生息空間」の意味。学校の中に自然を生かした場所を設けて、意欲的に自然の力や環境、生態系を学ぼうとする試みだ。
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