■ 2組ではグループ発表が行われた。最初に男女混合班の発表。ひとりひとりで手分けしてまとめを読み上げる。「前回は魚屋と八百屋とスーパーの値段を比べました。メロンとキャベツはスーパーの方が安くて、大きさも店によって違う。サケはスーパーが安く、八百屋と魚屋では質が命。最初はスーパーの方が高いと思っていたけど、調べてみると意外にバラバラでいちがいにどちらとも言えない。」
■ 「商店街に来ていたお客さんに聞いてみると、スーパーの方が良いという理由は、品揃えがいいから、1箇所ですむからなど。商店街の魅力は、活気がある、自転車を降りなくても買える、1対1で話が出来るという意見もあった。毎週来る、毎日来るというお客さんもいた。」
「専門店は鮮度が命で、常にいいものを安く売る。昔から変わらない下町っぽさがお花茶屋商店街のいいところ。」
■ 「インタビューしてみるとお客さんは冷たかった、聞き方が悪かったのかな?店の人は優しかった。スーパーは店のスタッフが多かった。ひとつひとつの店が小さかった。動物が多い。」
「2週間前に仮説を立てたスーパーの魅力は、店を何件も回らなくて済むということだった。各店の交流があるという仮説についてはそうでもなかった。」
■ 男子の班では、商店街で、薬屋の前を通る人の数を調査してグラフにしたことを発表した。「2つの薬局でインタビューした結果、薬局Aでは処方箋がほとんど。老舗の薬局Bでは子どもから大人まで、1日約200人のお客さんが訪れます。本社から卸売業者を通して入荷している。来客はそんなにないと思っていたが、結構いたのでビックリしました。」
「だから?」
「それだけ?」
「これで発表を終わります。」
■ 続いて女子班の発表。「お花茶屋商店街の魅力はおいしい食べ物屋さんが多いことなので、食べ物屋さんについて調べました。」と、マクドナルドにいたお客さんの人数を細かく調べて、年齢・男女別に集計したものを紹介する。他にも、店の中には音楽が流れていたり、Welcome
のシールが貼ってあったり、タペストリーを吊り下げて、『ゆったり客席』と床に書いてある様子を紹介して、「お客さんを歓迎する雰囲気づくりが出来ていることが分かった。」とまとめる。
■ 「マクドナルドの品物は、中学生のお小遣いで買える範囲の値段である。」
「他に商店街では、タバコ屋は何で角にあるかというと、昔のタバコ屋はみんな角にあったから。お菓子の売れ筋は、スナック系のお菓子に人気が集中している。」
他にも豆腐屋さんの看板の由来や豆腐の種類、「川中美幸さんの演歌で、「音頭とうふ天国」という曲を流してくれました。」と紹介すると、「歌ってよ!」とクラスから反応がある。
「覚えてないよ、演歌だもん!」
■ 次回の授業では、各班の情報をうまく関連付けて、ひとつのパワーポイントのプレゼンテーションにまとめる作業を行う。みんなが集めた膨大な情報は、一体どんな風にまとまるのだろうか?みんなが導き出すお花茶屋商店街の魅力とは一体何だろう?
今回も自己評価シートを記入して授業を終える。
■ 2組男子の班では話し合いの難しさが表面化してしまった。このようにグループ再編を重ねながら一貫したテーマ学習を進めているうちに、他のグループでも何らかの問題がでてきているようだ。その回のグループづくりや学習の進め方によってリーダー役が代わったり、意見がたくさん出てまとまらなくなってしまったり。逆に意見が出にくいグループもあって、それぞれ200字シートや模造紙を使ってみるなど、何とか工夫して難しい状態を切り抜けているようだった。
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