■ それぞれの教室では出欠を取り、ラーニングアドバイザー(LA)が学習内容を説明する。「今日の作業で大事なのは、各自がグループ内で『企画提案』をすることです。」LAはグループ内のひとりひとりが意見を出し合うこと、みんなで話し合い、協力して作業することが大切だと語りかける。
■ 「お店の邪魔になることはしないこと。話し掛けたり、商品の陳列を崩したりしないでください。」今日は目で見て観察し、次回の授業ではインタビューを含む再調査を行なう。商店街のみなさんへは学校から協力をお願いしてあるのだが、社会的なルールを守って礼儀正しく調査することを確認した。
■ 生徒たちは席に座ってLAの説明を聞いていた。フィールドワークをやると聞いてからは前回と打って変わってヤル気が溢れてきたようだ。多少興味なさそうな仕草の生徒も、聞き耳だけは立てている様子。ただし、遊び心は忘れていなかった。「カバン持って行ってもいいですか?」と聞くので、ノートなどを携帯するつもりかと思えば「そのまま帰っちゃおうかな?」とトンチの効いた発言。「LAが各チームにひとりずつ着いて行くので、逃げることはできませんよ。」とすかさずたしなめる。
■ 発表の準備にはPCを使うことを告げると、生徒たちから「やったー!」と大きな反応があった。外に出て学習することと同様に、PCを使って学習することにも楽しみを覚えているようだ。ひととおりの説明を聞き終えると、グループに分かれて「お花茶屋商店街の魅力」についての意見交換を始めた。
「商店街の魅力って一体何だろう?」
「お花茶屋らしい店は?」
「魅力なんてないんじゃない?」
■ 一体どんなテーマについて観察するのか、何をグラフに表現したいか、グラフを作成する為のデータをどうやって収集するのか、各自が意見を出し合いながら議論していく。1組では男女が分かれてそれぞれ2班ずつ、計4班を作った。3組はこの日、女子の欠席が多かったため、男子2班と男女混合の1班という構成となり、グループごとに机を寄せて商店街の魅力について様々な意見を絞り出していく。2組でも机を寄せ合ったり一箇所に寄り集まって、グループ内で活発に意見交換ができているようだ。「お花茶屋商店街ならでは、というテーマが見つかったかな?」とLAが時々助言を入れる。
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