■ 「中学の3年間というものは人生の中で、身体的にも精神的にも最も成長のみられる大事な時期です。」と鈴木校長先生は今、新入生たちが人間としてひとつの節目にいることを教えると、「自分にないものを持っている友達に対して、互いの違いを認め合い協調したり吸収したりして、人間として大きく成長して欲しい。何事も前向きに考えて歩むべき道は自分自身の力で切り開いてください。」と述べ、続けて心の教育の大切さについて語った。
■ 「人間関係が希薄になると、人の心が分からなくなってしまいます。人の心に触れ、自然に触れ、豊かな心を持つことはとても大切なことです。みなさんは入学前の自然学習(プロジェクトアドベンチャー)ではグループで難問を解決することに挑戦し、これから一緒に学んでいく友達の心に触れることができたはず。この体験を活かして、仲良く明るく伸び伸びと学校生活を頑張っていきましょう。」
■ 副理事長や同窓会長からの祝辞には、学校、地域社会、家庭という大きな柱が新入生を支えていることが語られる。同窓会長の「『1+1』は『2』でいいのか?」という問いに、昨今の教育変革を感じる保護者も多かっただろうが、新入生へは常に変革を続ける教育の中にあっても周囲の理解や協力を感じて、有意義な学校生活を送って欲しいとの激励となった。
■ 新入生代表からは誓いの言葉で、入学前にプロジェクトアドベンチャーに参加したことによって新生活への不安が消え、今は喜びや夢を大きくふくらませていることが語られる。特に英語の授業に真剣に取り組みたいなどの希望を述べると、在校生代表は英語の呼びかけに続けて日本語でスピーチ。たくさんの行事を紹介し、「これまでたくさんの先輩が作ってきた横浜隼人を私たちみんなの手でまた引き継いで作っていきましょう。」と明るく綴った。
■ こうして入学式が終了し生徒たちが教室へ戻ると、保護者を対象にオリエンテーション。校長先生はあらためて、「学校だけでは教育を成し遂げることはできません。」と述べて保護者の協力を仰ぐ。常に学校は完璧ではないという意識のもと、「改めるべきところは改める」という学校の姿勢を明らかにし、教師たちは全校一丸となって頑張ります、と述べた。同窓会長は先ほどの祝辞に続き、社会の不況、事件、事故からも子どもたちをバックアップする必要があり、地域社会と学校と家庭が共に歩むよう促した。
■ これを受けて保護者会の代表も、中学生の多感な時期には急に学校のことを話さなくなるなどの変化が見られることがあることを伝え、「心配な方はぜひ委員になってください。」と保護者会への積極的な参加を呼びかける。
■ オリエンテーションが終わると保護者は新入生の教室へ向かい、子どもたちと一緒に担任の先生から生活や学習の注意を受けた。提出する書類や学習の進め方、学校との連絡の取り方などの説明を聞き、細かくメモを取る。初めてのことばかりだが慌てず取り組めるように5分前行動や人の話を目で聞く約束をし、まずは何でも笑顔で取り組むことを確認。「朝はちゃんと自分で起きましょう。」と担任の先生が呼びかけ、毎日の生活をスムーズに進めるために、何をどうやったらより良いのかを考えて生活を改善していくことを教えた。
■ 中高6年間の入り口となる入学式への緊張を終えると、これから毎日6時間の学習を始めるために、基本的な生活習慣を確立することが新入生たちの大きな目標となった。入学前のプロジェクトアドベンチャーですでに築きつつある友情をもって、「必要で信頼される人となる」ため共に学んでいく。
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