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■ 六甲学院は阪急六甲駅から徒歩25分のところに立地している。近隣には神戸大学や松蔭女子大学などがあり、学生も多い。『徒歩25分』と聞いて多くの人は何の疑問も持たないだろう。普通の道ならば何てことはないのかもしれないが、ここは『普通』ではない。駅から永遠に休む事無く坂道が続いている。キツイ所では傾斜が15度もあるのではないかと思わせるくらいである。数字ではピンとこない人にはこう言えばわかるだろうか。車で行こうものなら、『車ごと後ろに転がりそうな気持ちにさせてくれる。』素敵な道である。
■ 学校全体は簡単に言うと斜面を段々に削った状態である。敷地は山の上にあるということもあって土地が安いためなのか、とにかく広い。グラウンドは3つあり、そのうち1つは並みの運動場の2つ分はある。そして周りは山々に囲まれ、『庭園』と呼ばれる一周500mの散歩道がある。体育のマラソンで使われることもあれば、美術のスケッチやイノシシとの遭遇に使われている。
■ 設備については、コンピュータールームや図書館は常に最新の情報を受け入れ充実しているし、視聴覚教室や社会科教室などはスライドやビデオを用いた授業を行っている。もちろん理科系の設備も、物理・生物・化学・地学のそれぞれの科目に2つずつ教室があり、実験設備も申し分ないだろう。勉強面だけでなく運動の設備として、体育館をはじめトレーニングルームも充実している。
■ そして何よりも六甲学院が誇る設備は、1400人を収容する講堂ではないだろうか。映画や音楽の機能も備え、舞台技術も優れていて、文化祭や学校説明会や各式典をはじめ様々な集いが行われている。以上のようにこの山の上にある六甲学院は、設備も整い、大自然に囲まれた学校である。イノシシの親子を見ることは日常茶飯事で、運がよければヘビやたぬきなども見るほどである。
■ 以前、こんな質問を先生にした事がある。『どこまでが六甲学院の敷地なんですか?』と。『確かあっちの谷のほうまでだったと思うよ』と言った時の先生の指先は学校から1キロ程離れた谷を指していた。
■ 広ければいいという問題ではないのかもしれないが、生徒が子供から大人へと成長していく10代の重要な時期を過ごすにあたって、広い空間や自然は決してマイナスにはならないのではないだろうか。都心の学校では味わうことのできない環境ではないだろうか。授業中にふっと窓の外を見れば、広大な太平洋へと続く海と神戸の港町が見渡せる。この六甲学院は、『世界へ通用する人材』を自然に囲まれた中で育成している。
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