| §28 経済教育元年→家族としての資産運用→家族による知の共有→その先は? |
by 岡部憲治
2005/11/01
■ 前回、「経済教育元年→家族としての資産運用→家族による知の共有」という流れで書いてみた。
その根底には「国から→子どもへ」と「家庭(親)から→子どもへ」という流れが世間的に感じられたからだ。
だが、本当に矢印の向きは「左から右へ」しかないのだろうか。
◇ ◇ ◇
■ 金融庁のホームページを見てみると様々な情報が載っている。例えば、
教えて金融庁(http://www.fsa.go.jp/teach/index.html)
では、「金融のしくみ」を
−小学生の方へ
−中学生・高校生の方へ
−社会人になる方へ |
と年齢対象別に解説していたり、「金融商品などに関する基礎知識」では
−金融商品全般
−投資信託
−預貯金
−信託商品
−株式
−生命保険
−公社債
−損害保険 |
などについて懇切丁寧に解説されている。
が、しかし、どのページもとにかく「漢字」が多い。「小学生の方へ」のページでさえ文章に占める漢字比率の割合が非常に高いのだ。「大人」な自分でも途中で挫折してしまった (-.-;)y-~~~。
「しくみ」を伝えることはとても大切だが、読み手(特に小学生)が
「難しい。。。 (・o・;)」
と感じてしまったらその時点で「学びの姿勢」から積極性が失われる。そうなると「しくみ」に対する理解が危ぶまれる。。
◇ ◇ ◇
■ 最近、友人とその甥っ子&姪っ子(小学生たち)と「人生ゲームDX」をやった。いきなり、
「定職かフリーターを選ぶ」
あたりなぞ、以前よりもはるかに「リアルだなあ。。。(-。-;)」と感じた。もちろん、昔から見慣れた赤いお札「約束手形」や災害時の「保険」など定番ルールはすぐわかるのだが、新しい「ルール」では立ち止まってしまう。
じっさい、ゲームの進行・銀行係・解説は甥っ子&姪っ子ペアが懇切丁寧に行ってくれたので、非常にスムーズだった。というか、むしろこちらの方が勉強させてもらった感じだ (^◇^)。
◇ ◇ ◇
■ 自分もそうだったが、子どもは好きな事となるととにかく繰り返しやる。だから覚えも早い。そして大人にもわかるように教えてくれる。つまり、
「大人へ←子どもから」
という流れで「知の共有」を行った方がはやい場合もあるということだ。もちろん、そういうわかりやすいツールを考えるのは「大人」の場合が多いのだから、結局、
「大人→子ども→大人→子ども→大人…」
というバネ(スプリング)のようなサークルを描くことになる。つまり、
が行えれば学習速度も早くなるということだ。
◇ ◇ ◇
■ 最近、ライブドア本社で「人生ゲームM&A」の親子大会が開かれた。参考記事中には
|
「ストックオプション導入で社員のモチベーションアップ」「買収後の価値観の共有に失敗。提携企業をすべて場に戻す」など、小学生には理解が難しそうなM&A(企業の合併・買収)用語が書かれたマスもある。しかし、手慣れた様子で次々とM&Aを成功させる子もいて、会場のあちこちで「小学生社長」や「子供1兆円長者」が誕生していた。 |
と書かれている。ゲームとなれば子どもはスイスイスイと早いものだ。繰り返し行っていればあっとういう間に習得してしまうのだろう。
だったら、子どもにゲームを買ってあげて「あとでお父さんとお母さんさんに教えてね。」という学び方もありだろう。これが自分が言うところの
という観点であり
の1つの具体例だ。
◇ ◇ ◇
■ 先の金融庁のページは「漢字が多い」と書いたが、固有名詞というか専門用語が並ぶのだからしかたがないのは百も承知だ。だが、もしこの専門用語を小学生にも身近なものにできたらレベルアップも抜群に早いだろう。「要はこういうことでしょ?」と彼ら、彼女らが一言で言い換えてくれるくらいの理解をしてくれれば、IMFから「レベルが低い」と警告された「大人」に懇切丁寧に教えてくれるかもしれない。そうすれば相乗効果により日本全体で2、3段階のレベルアップを計れるのではないだろうか。
◇ ◇ ◇
■ 最近流行りの(でもないか( -_-)?)、「萌え」シリーズの英単語や四字熟語を読んだ。例題に自分とその単語をつなぐ共通項が見出されているのだがこれはわかりやすい。たぶん、読み手にとって
| 「想像がつくかつかないか、身近になるかならないか」 |
ということがポイントなのだろう。
じっさい、単語を覚えるだけでなく何事においても同じことが言えるのではないだろうか。
◇ ◇ ◇
■ だからこそ、金銭教育、金融教育、消費者教育、経済教育などが通り一遍でないことを望む。なぜなら今後の社会生活を営んでいくうえでこれらの分野に対する知識が、「生きるための知恵」として重要な1つの要素となるからだ。
「子どもの視点でモノを考える」ことは意外にあなどれない。子どもにとって想像ができる、身近なものになる「教育」を行ってほしいものだ。
◇ ◇ ◇
■ で、「知の共有」というわけではないが、日常生活のなかで自分から観た
「オカベの目 的ファイナンシャルリテラシー」
シリーズを次回より書いてみようかと(不定期かもしれないが。。。(-_-;) )。
ご注意いただきたいのは、自分は金融や経済のプロではない。なんでも「自己責任」と言われている時代にどうやってサバイバルしていったらいいのか日々嘆いている一般人だ。だから、もしかしたら詳細なところで違う解釈をしているかもしれない。ゆえに、
個人の責任を持って御一読いただきたい。
あるいはもし間違っていたら「違う」と指摘してもらえるとありがたい。自分自身の正しいファイナンシャルリテラシーがレベルアップするのであるから。
というわけであらためてよろしく御願いします m(_ _)m 。
[参考記事・参考放送・参照URL]
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