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by 岡部憲治
2006/6/14
■ 前回、「現物取引」→「先渡し取引」の説明をしたがいよいよ「先物取引」へと移り変わっていく。結論から言うと「先物取引」が「現物取引」や「先渡し取引」と大きく違うのは
| 期日前であれば、「約束」そのものを売ったり買ったりすることができる |
ことだ。つまり、実際のモノを受け渡さなくてもいいのだ。
◇ ◇ ◇
■ 「????」
という感じがするかもしれない。自分も最初はそうであった。ということで、定番の妄想を走らせてみよう。
| トウモロコシ屋− |
ト |
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そのまた別の町のトウモロコシ屋− |
別ト2 |
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前回のトウモロコシ屋集会から帰ろうとした矢先・・・
| ト |
「これでなんとかトウモロコシ1万本が手に入った。よかったよかった。( ノ ̄∇ ̄)ノ♪」 |
喜びはずんでスキップしているところ、いきなり後ろから肩をつかまれた。
| 別ト2 |
「おい!さっきの1万本の「約束」、オレにまわしてくれないか?q(>。<)」 |
| ト |
「えぇ( ̄□ ̄;)!! いや、こっちもやっとの思いで買い付けたから悪いけど。。( ▽|||)サー」 |
| 別ト2 |
「じゃあ、その「約束」を2倍で買い取るよ!!ド━━━(゚ロ゚)━━ン!!」 |
| ト |
「えぇ!! 2倍?(゚◇゚)~ガーン まじ? うーん。。。でもなぁ。。。|||(-_-;)||||||」 |
| 別ト2 |
「わかった!3倍だす!! ||||/(≧□≦;)\||||オーノー!! これでいっぱいいっぱい!!!
でないと家族で夜逃げしなくいけなくなっちゃう!! (*/□\*)うわぁ〜ん」 |
ムギュゥと服をわしづかみにされた。その勢いにのまれて
| ト |
「わかった!! わかったよ!! 家族が不憫だし2倍でいいよ ||(-_-;)」 |
| 別ト2 |
「助かった!! ほんとに助かった!! 恩にきるよ。。。 ありがとぉ〜♪(^◇^)」 |
そういいながらBさんはスキップで手を振りながら「約束」の書かれた証書を2倍の金額を払って持って返っていった。
| ト |
「はぁ。。。 確かに2倍だからもうかったんだけど、どうしよう。。受け渡しは2週間以内だもんなぁ。。(-。-;)」 |
途方に暮れているトウモロコシ屋さん。うーん、うーんとうなってピンとくるものがあった !!(゚_゚)!!。
| ト |
「……………。そうだ!! もしかしたら、この前の別の町のトウモロコシ屋さんのようにキャンセルとか出てあまっている人がいるかもしれない。逆にさっきの別ト2のようにオレよりも急いでほしい人がいるかもしれない。これは…ニヤリ( ̄ー ̄)」 |
そう考えたAさんはなんとかトウモロコシ1万本を他から調達してくる「約束」を取り付けてその場をしのいだ。
◇ ◇ ◇
■ それからがAさんの新たなビジネスが始まった。
| ト |
「さあさあ、トウモロコシ屋 先物市場の開幕だよ。興味のある人は聞いていっておくれ L(・o・)」」 |
多くのトウモロコシ屋仲間に向かって声はさらに大きくなった。
| ト |
「そこのあなた。買主がキャンセルしてトウモロコシがあまるかもしれない不安てない?Σ(・口・)
逆に豊作すぎてトウモロコシの価格が下がる不安てないかい?Σ(・口・)
さらには買主が殺到して在庫不足で困ったり、不作で価格が高騰して仕入れができない不安てないかい?Σ(・口・)」 |
煽る煽る(笑。そして聞き入るトウモロコシ仲間。さらに説明は続く。
| ト |
「だったら、ここの紙に価格と見込み期限を書いてってよ。いつも困るたびに買ったり売ったりしてたら生活も大変でしょ?」 |
| 他ト |
(゚_゚)(。_。)(゚_゚)(。_。) ウンウン。 |
| ト |
「さぁ、さぁ書いた、書いた。紙はいくらでもあるよ!!(・o・)/」 |
勢いもあってか皆が紙にそれぞれの要望を書いた。
その紙をみると
−「たぶん、1ヶ月先に納入予定の買主から1万本キャンセルが出そうだから1本120円で。」
−「2週間以内に至急1000本。1本110円で!!」
−「1ヶ月以内に5000本くらい必要かも。新しい買主ができそうなので。」
−「いつも8月ごろに日照りになるから、3ヶ月先ごろに1本120円で3000本仕入れたい」
など様々な「買要望」と「売要望」が書かれていた。
これにニヤリとしたトウモロコシ屋さん( ̄ー ̄)ニヤリ!。
| ト |
「じゃあ、明日の集会の続きでそれぞれの要望を発表するから。お楽しみに♪(*⌒ヮ⌒*)ゞ」 |
後編に続く。
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