by 岡部憲治 2006/5/15
■ さて、いつも疑問に思っていたことがある。 なんで「1ヶ月先物」とか「1年先物」とか将来に対する「買付け」価格があるのだろうか。 たとえば、食料や肥料として必要となる農産物や穀物、なかでもトウモロコシ。オカベの目のツボ §25 農業をとりまく人材と職育の必要性 でも触れたがトウモロコシはほぼ100%輸入だ。結局、食料や飼料としていつも必要ならば、なぜ「一定価格」で払って「いつでも」手元にくれないのだろうか(年一回の交渉で上げ下げするとか。。。)。
というわけで、頭のなかで妄想(もとい空想)してみた。。。
◇ ◇ ◇
■ 一人の家畜屋さんと一人のトウモロコシ屋さんがいたとしよう。
「そうそう。もしかしたら今後、豊作過ぎて1本分が100円切って80円になるかもしれないし、今年よりはましかもしれないけど不作で1本120円くらいかもしれない。ということは、
400万円〜600万円の間でおじさんの収入が変るでしょ。
おじさんとしては600万円ほしいだろうけど、毎年、不作になるとは限らないし、もしかしたら新しいトウモロコシ屋が5年の間に近くに開店するかもしれないよ? (・_*)キラーン!」
ということで、トウモロコシ屋さんは収穫が毎年「普通」だったときに比べ、
で5年先まで毎年50万円多くの収入を得ることができ、 家畜屋さんは他店では1本分150円するところを110円で安く仕入れることができたので、 他の家畜屋さんより安く乳製品を売ったり、家畜をいっぱい増やし家畜そのものを売ることができました。 二人が得をしましたとさ。ちゃんちゃん_(⌒▽⌒)♪ あまりにも幼稚な空想で我ながらガクリだ・・・(;-_-;)
■ 現実の世界はこんなに甘くない。トウモロコシ屋さんにしても家畜屋さんにしてもライバル達が地域や国を越えてうようよいるし、農産物や家畜が予想通りに育ってくれるとは限らない。天候以外にも鳥インフルエンザウイルスやBSE狂牛病問題など外部要因は山ほどある。
だから、ある意味、将来不安に対する「予約」をするわけだ。 しかし、それがなんで「1ヶ月先物」とか「1年先物」という形で取引されるのだろう。