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§2 −未だむずかし、カタカナ用語:アセット(2)−

by 岡部憲治
2005/11/17

■ 少し視点を変えて「アセット」という言葉を観てみたい。その例として印象的だったのがTIMEの記事だ。タイトルは

「Woman in Japan THE WASTED ASSET
だ。

要するに日本では「女性」という「アセット」を無駄にしているという内容だった。日本の社会における女性の活用力が弱いことはよく言われているが、それを「アセット」と表現しているところに

「なるほど! (゚_゚)(。_。)(゚_゚)(。_。) ウンウン」

と思わず納得してしまった。同様に、海外のある新聞広告に

「The employee is the most important asset for the company」

というフレーズがあった。「社員は会社で一番重要なアセットです」。立場の違いで異論反論ありそうだが、これにも

「なるほど! (゚_゚)(。_。)(゚_゚)(。_。) ウンウン」だ。

◇ ◇ ◇

■ 英語の辞書で「Asset」を調べると「資産・財産・遺産」などが真っ先に目に入る。ただ、その他にも

−「価値のあるもの、貴重なもの(存在)」
−「プラス(となるもの)、長所、利点、強み」

などと訳されている。つまり、「アセット」とはそういうものなのだ。ここまできてようやく金融・会計寄りで多用される「アセット」から抜け出ることができた。

◇ ◇ ◇

■ 一方、「Liability」だが、自分がよく目にしたのは留学当時に加入していた車の保険だ。現在も海外でレンタカーを借りるときにはいつも目にする。要は損害保険だ。具体的には

−Rental Liability Insurance (対人対物保険)
−Supplemental Liability Insurance(追加自動車損害補償保険)

などだ。なるほど、あんまり意識していなかったが、なにか車にダメージが起こって、

Money out of Your Pocket.

が生じる。その時のためのInsurance(保険)か。
ちなみに辞書では「負債・債務」となっているが、その他にも

−「マイナスとなるもの・こと」
−「障害・重荷」
−「義務・負担」

などと訳されている。

◇ ◇ ◇

■ 結局のところ、「アセットマネジメント」や「アセットコンサルティング」というのは、

時に左右されて「アセット」か「ライアビリティー」になるモノを、うまくマネジメントしたり、コンサルティングして「アセット」の方にしていこうという業務

で、「アセットアロケーション」は

所有しているモノをできるだけ「アセット」となるようにうまく分散して「ライアビリティー」の率をトータルで減らしていく、あるいはその分散比率が適正かどうかを判断すること

なのだろうと自分は解釈した。

◇ ◇ ◇

■ 「アセット」か「ライアビリティー」か。自分は「時」を基準にして判断するが、これも人によって違ってくるのだろう。前回の「家(土地付)」の例ではないが、要するにどう「解釈」するかでどちらにも成りえる。まったくもって難しいモノだ。。。(汗

※ 会計だとたぶん、バランスシートの

左側(資産)−「家(土地付)」
右側(負債)−「住宅ローン 」

という項目がのることになるんだろうなぁ。。。同じモノなのに「お金の流れ」で考えると別のモノになってしまう。まさに「解釈」の違いか。

 

[参考記事・参考放送・参照URL]

Rich Dad Poor Dad for Teens By Robert T. Kiyosaki with Sharon L. Lechter,C.P.A.

TIME:「Woman in Japan THE WASTED ASSET」

   
参考辞書:英辞郎on the web  http://www.alc.co.jp/
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