| ◆ 中学を再開して今年で10年を迎える八雲学園中学校は、「英語教育」「進学指導」「チューター方式」「芸術鑑賞」と言う4つの教育の特色を掲げてきた。10月12日に開催された学校説明会では、今まで成果をあげてきた「英語教育」と昨年から今まで以上に力を注いでいる「進学指導」の説明が丁寧に行われていた。
◆ 八雲学園の代名詞となっている「英語教育」には、1938年八雲高等学校創立以来の世界で活躍する人材には言葉(英語)が必要だとする創立者近藤敏男先生の強い意志が息づいている。この成果は、中学1年から3年の在校生によるイングリッシュパフォーマンスで十分に伝わる。また、日・EU市民交流年のイベントとして10月10日に日仏会館で開催された第3回≪未来を創る学校≫セミナー「21世紀型学習とグローバル教育」において、英語科の鈴木えり子先生と2名の生徒がパネルディスカッションへ参加した。2名の生徒は英語でのスピーチを交えながら、堂々と自分の意見を発表していた。(詳しくは、セミナー報告をご覧下さい)
◆ 「進学指導」は、中学生時期に授業→定期テスト→補修→実力テストのサイクルを学習計画でつなぐ習慣を身に付け、高校生時期では個々の目標に向けたコース別カリキュラムと予備校講師とのコラボレーションによる特別進学プログラムで強力にサポートしている。この実績は、ここ2〜3年の大学進学進学実績の飛躍的な伸び(平成16年度中高一貫卒業生の73.8%が4年制大学へ進学した)に現れている。
◆ 「八雲学園は、旺盛な好奇心と無限の可能性をもって世界に視野を広げ、国際人として活躍していく皆さんを応援します」と現校長近藤彰郎先生は語っている。その結果が、英語と大学進学実績となって現れているのだろう。この結果をサポートしている特色が「チューター方式」と「芸術鑑賞」と考える。
◆ 「チューター方式」は、生徒に対して担任以外の先生が1対1でサポートする仕組みだ。先生は思春期などで様々な悩みを抱える生徒と向き合い、愛情をもって対話している。生徒と先生は、メールや携帯電話で常時接続が可能のようだ。生徒はこの中で自己実現に向けた意欲や、より具体的な方法が整理されて行くことと思われる。また、国際人となるためには母国のアイデンティティーと現代的なマナーが必要とされる。このために中学生時代に毎月1回「芸術鑑賞」が行われている。
◆ 「八雲の宝は、先生です」と近藤校長先生はおっしゃった。英語や大学進学実績に目を奪われがちだが、その成果をあげてきた源は生徒と先生の対話の中に隠されていたようだ。知性と教養を身に付け、自分の意志を伝える事のできる美しい女性が国際人として巣立って行くことだろう。八雲学園には、愛情豊かで熱心な先生がいる。
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