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ルーブルで東京女子学院を想う
2005年12月13日
by田中 厚行 

パリにあるルーブル美術館に行ってきた。
ルーブルには今回で3回目の訪問になるが、ルーブルで毎回楽しみにしているものがある。
それはサモトラケのニケである。今回も1階から2階へ上がる踊り場に、今にも天に昇るような姿でニケはあった。実は、東京女子学院の校門から正面玄関へ移動する途中にこのニケの像が置かれている。

東京女子学院といえば豊かな感性を育むため、様々な行事を行っている。その一つが年末年始に行われているヨーロッパへの文化芸術旅行である。本物の芸術に触れる機会と、一流のホテル・食事などのヨーロッパの文化を生徒達に体験するまたとない機会を通して、
芸術に限らず語学やマナーなど、総合的な文化を学ばせているという。英語以外の第二外国語にフランス語(中国語も用意されている)が用意されているのも、この芸術旅行と関係がありそうだ。

しかし、同校の生徒は学内でも様々な芸術に触れる環境が用意されている。美術館酒井ギャラリー には本物の絵や版画がディスプレイされているほか、廊下には生徒の美術作品や酒井校長先生ご自身が撮影した写真が展示されている。音楽の授業では、弦楽器の演奏も取り入れられている。

普段何気なく見ているニケの像を世界3大美術館の一つに入るルーブル美術館で見たとき、生徒はなにを思うのだろうか。そして学校に戻り、再びニケの像を見上げたとき、何を想起するのだろうか。きっと自然にヨーロッパを、そして世界へと思想を巡らすことができるだろう。世界の文化へと生徒をいざなう教育空間と授業が東京女子学院中にはあるのだということを、遠く離れたパリで考えさせられた。

学校HP:http://www.tjg.ac.jp/




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