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東京女子学院の教育と「第2回JASRAC著作権ゼミナール」
2005年11月24日
by井口 唯史 

JASRAC主催の「第2回JASRAC著作権ゼミナール」が東京女子学院で行なわれた。このゼミナールでは著作権に関することに触れ、他人の権利を尊重することに関心・理解を深めるきっかけ作りとして、著作権教育が紹介されていた。開演前には東京女子学院の生徒達が会場設営を手伝っている姿も見えた。土曜の授業後であったが多数の東京女子学院の生徒たちが参加しており、それ以外にも個別面談で学校を訪れていた受験生や保護者の方々も参加していた。

午後は、MODEAという女性音楽家3人の演奏で始まった。「感性を育む教育」に力を入れている東京女子学院の生徒達は、実際に作曲をしている人たちの作品と演奏だけでなく、その作品に対する想いを直接聞くことができた。このような機会は、芸術を愛でる心だけでなく、その作品を創作した人の気持ちも大切にするという意味での「感性」も共に育むことができたのではないだろうか。

Webを使った教材で、著作権教育のワークショップも行われた。学校生活の中で著作権に関する状況を考えていくもので、生徒たちは一人ひとり真剣に考えながら答えていた。
ワークショップの後はコントグループ『THE NEWS-PAPER』※による、著作権が関わっている日常生活での発言や場面をコント形式で楽しく伝えていくというイベントがあった。
クイズ形式で進行し、生徒たちが解答者や司会のアシスタントを務めていた。これは『THE NEWS-PAPER』と生徒との協働制作となっており、会場にいた参加者全員を巻き込んで、楽しみながら学ぶ事ができる空間をつくり出していた。

この日のプログラムは、生徒が著作権を様々な視点から考えていく大きな足がかりとなったのではないだろうか。午後の部の始めに酒井校長先生のお話の中に「自分の大切なもの、人の大切なもの。人が大切なものは、立場を変えれば自分にとっても大切なものとなる」という言葉があった。著作権を考えることは、他人をおもうことであり、東京女子学院の教育の中にある「他者や自然を思いやる心を育む」とぴったりと重なる。そして、生徒たちが持つ「思いやる心」は人からモノへ、そしてアイデアへと広がるように、無限に広がっていくのではないだろうか。

※THE NEWS-PAPERとはその時々の「旬なニュース」を素材にして、1本5分〜10分のコントに仕上げ舞台化することで、諸々の社会現状を笑いに転換するコントグループで、大学や高校の講演会、税金問題などを取り上げたテレビ番組にも出演しているグループ。

学校HP:http://www.tjg.ac.jp/




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