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《未来を創る学校》の取り組み 〜春日部共栄中学校のK-SEPプログラム〜
2005年7月28日
by 田中 厚行 

7月11日から春日部共栄中学校にてK-SEP(Kyoei Summer English Program)が始まっています。このプログラムは共栄大学の協力により、アメリカから招いた大学生5名が12日間、中学3年生の生徒と共に英語による異文化交流を行っています。

生徒は5チームに分かれ、それぞれのチームにアメリカの大学生が1名ずつ入り、一緒に英語の授業やスポーツを行っています。プログラム表を見せていただくと、午前中は英語の授業になっており「Family Tree Continued」「Reading Skills」などをアメリカの大学生が中心となって進行しています。午後はスポーツや市内リサーチ、管弦楽部の演奏会へ行ったりとアクティビティの時間になっています。

7月20日に取材した授業は、アメリカ人学生たちに日本の文化について英語でプレゼンテーションを行うという内容です。最初に披露してくれたグループ2は忍者や武士、戦国時代についてパワーポイントと模造紙を使いプレゼンテーションをしていきます。発表も皆で役割を決めていた様子で順番に一人一人が発表していました。

グループ5は日本の武器と衣装について紹介しました。日本刀の種類や着物、髪型などについてパワーポイントでプレゼンテーションをしていきます。このグループはアニメーションや音をふんだんに取り入れて、観ている人を引き付けるプレゼンテーションになっていました。


グループ4は日本映画についてプレゼンテーションをしていきます。北野武監督の「座頭市」を紹介する場面では男子生徒二人が映画のシーンを再現し、立ち回りを繰り広げました。宮崎駿監督の「トトロ」を紹介する場面では女子生徒による歌の合唱が入るなど、観客を引き付ける工夫が見られました。



温泉と浴衣についてプレゼンテーションをしたのはグループ3の生徒です。
温泉の歴史や入浴の際のマナー、入り方などパワーポイントを使い説明していきます。また、浴衣の説明では女子生徒が実際に浴衣を着てプレゼンテーションをしていました。


和菓子の歴史、種類などを説明しながら和菓子の買い方を芝居仕立てで説明したのはグループ1のメンバーです。自分たちで用意したお団子をアメリカ人学生にふるまうと「Delicious!」と、とても好評でした。


生徒のプレゼンテーションが終わるとアメリカ人学生からは「リサーチも良く出来ていたし、とても良いプレゼンでした」「写真・音楽・食べ物・デモンストレーションなど効果的で良かった」「日本の文化を教えてくれてありがとう」などのコメントが出ました。

今回このK-SEPを進めてきた大野先生に聞いたところ、プログラムはアメリカ人学生が中心となって授業のプランを組み立てたそうです。このプログラムには今日のプレゼンテーションのプランは予定されていなかったのですが、「アメリカ人学生に日本の文化をただ教えるのではなく生徒たちにプレゼンテーションをさせたい」という大野先生の思いから、急遽プログラムに取り入れたたそうです。
そのため、生徒たちがリサーチしたり議論したりする時間は1日、2日しか取れなかったそうです。短い時間の中で今回のプレゼンテーションが出来たのは中学1年生で実施したHonda『最先端教育プログラム』でチームを造り、議論やリサーチをして、発表をした経験が大変活かされていると大野先生はおっしゃいます。
大野先生の夢は生徒が英語でディベートが出来るようになることだそうです。今日のプレゼンテーションを見ているとその時がくるのはそう遠くないと感じました。

学校HP:http://www.k-kyoei.ed.jp/jr/




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