東洋英和女学院は1884年(明治17年)、カナダのプロテスタントキリスト教であるメソジスト教会婦人伝道部によって創設されました。その推進役となったのが若いミス・カートメル先生でした。「日本へのキリスト教伝道と女子教育のために誰が行ってくれますか」との呼びかけに、これこそ自分の使命(ミッション)と直観し、「私が行きます」と応えたのです。現在、東洋英和は外国の教会から経営的に独立した学校となっており、ミッションスクールというより「キリスト教主義学校」と位置付けられます。しかし、人のために働く使命の大切さを教えるという伝統は創設時から受け継がれてきたものなのです。
今日、社会で、日本で、世界でさまざまな問題が起こっています。その問題解決のために、「はい。私が行きます」と進んで人のために働くことを喜びとする人を育成すること・・・東洋英和の使命はそこにあると考えます。「人の役に立ちたい」それが勉強し、学ぶことのモーティヴェイションになるにちがいありません。
本学はキリスト教の聖書に基づく人間教育を重視しています。「敬神・奉仕」がその根幹となります。人間は神から愛されている「かけがえのない自分」であることを知ることで、人生の中で生じる様々な問題を抱えたときにも、困難を乗り越えることができます。また、自分と同じように他の人も神の愛の対象である尊重されるべき存在であることを認識した時、他の人を隣人として愛し、仕えることができます。本当の「生きる力」はこの聖書によって養われると確信しています。東洋英和は生徒の皆さんが、自分が認められ、他の人のことに思いを向けながら伸び伸びと生活でき、ここが自分の居場所と思えるようなあたたかい学校、中高一貫教育の利点を生かして確実でより高い学力を修得し、「敬神・奉仕」の精神を身につけた生徒を育てる学校でありたいと願っています。東洋英和での6年間で得たものは長い人生の指針となり、生きる力になると信じます。
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