玉川聖学院は1950年(昭和25年)の創立から、54年の月日が流れました。この間、世界は大きく変わり、日本の経済的に繁栄し物質的には豊かになりました。しかし今、この国の社会に「水漏れ現象」が起きていることを多くの人たちが感じています。
水漏れの第一は、社会の変化にシステムが追いつかない点。一度作られた制度や考えを変えていくことは難しく、日本の教育分野でも同様のことが言えます。玉川聖学院では、頭の柔らかい子供たちに、今必要な新しい知識と考え方を伝えたいと考え、時代を先取りする教育を展開してきました。
第二は、人間を忘れ、結果や効率のみを重んじてきた帰結として表れてきました。思春期は人生の土台を作る大事な時。自尊感情を育て、他者を大切にすることが人間を作ると私たちは考えます。本校では、キリスト教主義に基づく人格教育を目指し、「かけがえのない一人ひとり」に目をむけることを教育の基本としています。
第三は、心の存在を無視してきた点です。本校では、心の成長こそ、人として成熟していくために意識しなければならないと考え、創立者谷口茂寿先生以来の伝統として、心を育てることを大事にしてきました。今後とも、神の前に誠実に生きるピュアな生き方を目指す教育を実践していきたいと思っています。
皆さんに、本校の真の姿を知っていただき、共に教育の可能性に参加していただければと願っています。 |