今、大きく問われ始めた心の教育。
不透明な時代、迷える日本、揺れる世界。このような現代社会に露呈している問題は人々の「心」に起因しています。この心の問題を解決するために、一翼を担うのは学校教育であり、それぞれの家庭教育です。創立以来、麗澤教育が取り組み、発展させてきた心の教育は、教師と生徒、親と子供が同じ教育目標を目指す、師弟同行、親子共学の実践教育として行われてきました。共に学ぶ、協力し合う、気持ちが響き合う。「共学・協学の響育」の場として、本校は心の問題を真正面から受け止めます。それこそが、学校教育に向けられた様々な問題に対する麗澤教育の挑戦であり、回答だからです。
「感謝の心・思いやりの心・自立の心」=「心の力」を鍛える。
これからの時代を生き続けていく上で、真に求められる力とは何か。麗澤教育は3つの心にあると考えます。
<感謝の心>両親や家族との暮らしはもちろん、日常生活において関わる友人・先輩・知人、さらには先人の知恵や考え方、社会全体の支えがあってこそ、自分自身が生かされているという理解。つまり、恩顧の礼、感謝をしっかりと認識しながら表す心。
<思いやりの心>人間や社会の営みをしっかり把握するために、まっすぐな眼差しで物事を見つめる。さらに他者の喜びや悲しみ、痛みに共感しながら、掘り下げて推し量れる心。
<自立の心>何ができるのか、何をなすべきか。自らが見出すテーマに基づき、生き方や取り組み方を課題として明らかにすること。そして困難に立ち向かい、やり遂げる意志を持続させる心。
この3つの「心の力」を育み、鍛える教育が「知徳一体の教育」です。
「心の力」で次代を担う人材を開発します。
本質を捉え、関わる人々の幸福を願う。夢に向かってあらゆる困難に立ち向かい、やり遂げる。強い心を持った人間を育むために、麗澤は責任を強く持ちたいと思います。これからの時代が求め、明日の社会を担うのは強い心と優しさを持った人材です。この麗澤の心こそが次代の社会に新しい活力をもたらすと確信しています。もちろんそのためには、生徒自身が在校期間中だけでなく、卒業後も生涯をかけて成長し続けなければなりません。一人ひとりが、長い人生において自らが思い描く生き方を実践すること。社会の幸福に資する人間となること。それがわたしたちの願いであり、麗澤教育の使命です。
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