人にはそれぞれ色々な「時代」があります。赤ん坊の時代、幼年時代、小学校時代、そして中学・高校時代といくつかの「時代」を経ながら、大人へと近づいていく。人はまさに、その時々を生きているのであり、その時を大切に過ごすことは誠に意義深いことなのです。
それでは、皆さんがこれから迎えようとしている中学・高校時代は、どんな時代なのでしょう。第一にそれは「すばらしい友との出逢いの時」です。中学・高校時代は「第二の誕生」とも言われ、皆さんは内面的にも外面的にも大きく変化をとげながら成長していきます。身長が一年で5センチも10センチも伸びるのも珍しいことではありません。また顔が少年の、あるいは乙女の顔になっていくのもこの頃です。内面的には自立心が強くなり、自分で考え、自分で行動するようになっていきます。
このように内面的にも外面的にも成長著しい時代に出逢った友は、印象深く大きな存在になるでしょう。勉強のこと、クラブや進路のことなど、何でも話し合うことが出来、お互いに相談できる友は、中学・高校時代においてこそ得られるものと思われます。
そして第二には「未来」を見つけることも出来る時でもあります。中学での基礎力を高校で充実・発展させることが皆さんの将来の進路につながっていくのです。"To be or not to be , that is a question"「思い悩むべきか、否か、それが問題だ。」ハムレットの台詞ではないが、思い悩みながらシェイクスピアに夢を重ねるのか。また「発明は1%の天才と、99%の努力による」というエジソンの道をたどるのか。いずれにしても皆さんは中学・高校時代にそれぞれの「夢」を思い描き、それを広げることが充分可能なのです。中学・高校時代に何を学び、どのような友との出逢いがあるかは、皆さんの人生にとって大いに意味のあることでしょう。
本校が、皆さんの「素敵な出逢いの場」として、「未来を見つけられる」、「夢を育む場」となることを切に願っています。 |