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学校探求【17】〜逗子開成の魅力的な躍進
2006年5月1日
by 本間勇人(honma@netty.ne.jp)

◆ 今春の逗子開成の大学合格実績は大躍進。それは東大、早稲田、慶應、上智の合格数の昨年比を見てもらえば明らかである。

  2006 2005 前年対比
東大 6(人) 2(人) 300%
早稲田 51 33 155%
慶應 41 26 158%
上智 28 14 200%

◆ そしてこの実績が、首都圏57校の男子校の中で、どういう位置付けになるのかというと、今春の合格実績の全貌がでているわけではないから、昨年のデータで予想すると、20位以内に入ってくる勢いなのである。東大早慶のみの合格実績総計が卒業生数に占める割合を出すと、今春の逗子開成はおよそ40%。

◆ 昨年40%を越えた学校を高い順に並べると、聖光学院中学校、駒場東邦中学校、開成中学校、栄光学園中学校、麻布中学校、筑波大学附属駒場中学校、海城中学校、武蔵中学校、巣鴨中学校、浅野中学校、攻玉社中学校、桐朋中学校、早稲田中学校、サレジオ学院中学校、世田谷学園中学校、城北中学校、芝中学校、暁星中学校の18校。

◆ この中に逗子開成が位置するのだから、今春の合格実績がどういうことを意味しているかは、言うまでもないだろう。しかも、上記の学校の67%はエクセレントスクールで、逗子開成も同様だ。

◆ つまり、大学合格実績を出すことをベースにカリキュラムが構築されているのではなく、生徒1人ひとりの創造的才能を伸ばし、受験の先を見通した教育が行われている学校であるということだ。

◆ 大学合格実績を出すことを最大のゴールにしてカリキュラムを作るのは、意外と簡単だし、従来型の日本社会に役に立つ人材を輩出する教育もなんとかなる。今大事なのは21世紀型の日本をどのように創造していくか、その点において役立つ教育力を有することだ。そしてなおかつ大学実績も優れている。逗子開成はそういう21世紀型の優れた私立男子校なのである。



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