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| 学校探求【2】〜聖徳学園の新しい教育活動 |
| 2006年3月17日 by 本間勇人(honma@netty.ne.jp) |
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◆ 2月18日土曜日、午前10時。聖徳学園中学高等学校講堂は、あの「運命」の音で扉を開いた。その扉とは聖徳学園の運命と生徒たちの未来・・・。とにかく土曜特別講座で、芸大音楽部の先生と学生を招いて、演奏を聞いたり、指揮、打楽器、声楽、作曲についいて学んだりする聖徳学園らしい講座が実施されたようだ。
◆ また1月には聖徳学園小学校出身の香瑠鼓さんのオンステージも鑑賞している。香瑠鼓さんは実際に聖徳学園にも訪れ、在校生と対話をしたりいっしょにダンスをしたりしながら聖徳学園の魂を伝えたと聞き及んでいる。 ◆ 香瑠鼓さんは、言うまでもなく、大活躍しているマルチアーティスト。ウインク『淋しい熱帯魚』やBBクイーンズ『踊るポンポコリン』でレコード大賞、「慎吾ママのおはロック」をはじめ300人以上のアーティストの振付、アート・エンターティメント・バリアフリーを融合させた自作自演そしてプロデュースする公演開催などなど、ダイナミックな活躍をしている。ある意味コンテンポラリーアーティストだ。 ◆ このような聖徳学園の2つの教育活動は、実はたいへん新しい教育活動であることに気づかれただろうか。講演とか鑑賞とかは、従来ただひたすら耳を傾けたり熟視していたりしていればそれでよかった。それは芸術が対象であっても、知識として血肉にする教養教育の域を出なかった。結局は知識伝達型教育だったのである。近大型能力の育成のためのチャンスにすぎなかった。 ◆ ところがベートベーンにしても香瑠鼓さんにしても、聴いたり見たりするだけではなく、共に演奏し、共に身体を動かし、共に語り合い、共に学ぶという体験と思考の往復ワークを行う21世紀型能力=知識創造型能力を育成するチャンスの仕掛けが形成されているのである。 ◆ このような仕掛けは聖徳学園すべての教育活動に浸透している。ただこの仕掛け、マスには見えにくい、理解されにくい。だから気づかれないことが多い。ある意味聖徳学園は、秘密の知の花園になっている。しかし、中高一貫校の時代になり、学校選択者の眼が豊かになってきている今日、聖徳学園は注目される可能性が大きい。また、教育は科学的な仕掛けがもっとも遅れた分野であるが、脳科学の進歩によって、最先端の科学領域になることは必然。そうすると脳科学を全面的に取り入れている聖徳学園はまたまた注目されるチャンスが広がるのである。 ◆ しかし何より聖徳学園の重要なポイントは、生徒たちに日本文化再起力を養成するプログラムを包含しているということである。香瑠鼓さんはこう語る。 ◆ 「36年前、私は聖徳学園小学校第一期生として卒業しました。その当時、新任だった小林五郎先生(現・学校長)は、武士道を私たちに教えるべく、なぜか相撲の授業で生徒を投げとばし、争い事が苦手な私もどうやってむかっていったらよいのかわからず投げ飛ばされてしまいました。そのとき、『何があっても負けない』という強い思いが芽生え、私の細胞のスイッチがオンとなりました。芸能界の仕事はとても厳しいですが、その試練をくぐりぬけ、いかに純粋なエネルギーをもって道を極めていくかという『武士道人生』が始まった気がします。この素晴らしい機会を与えてくださった小林五郎先生ほか関係者の皆様に心より御礼申し上げます」と。(PTA広報「ぼだい樹」第100号から) ◆ 聖徳学園の日本文化再起力は「道」の発想に他ならない。 |
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