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| 学校探し(23)〜あと一手で人気がでる桜丘 |
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2004年12月13日 |
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■ 12月11日、昨年から共学校になった桜丘の学校説明会。小ホールは満席だった。受験生と両親がいっしょに参加した家庭が多かったせいもあるだろうが、それだけ桜丘の教育について熱心に理解しようという潮流が生まれてきているということだろう。 ■ 英語とITと専門性。生徒たちが未来を切り拓くのに必要な条件だが、桜丘は早くからこれらの条件を揃え、特にITはその先進的な取り組みを参考にしたいという学校が全国から見学に来ていたほどだ。おそらく今も見学は絶えないに違いない。 ■ 英語の先進性は、非常勤ではなく専任のネイティブ・スピーカーの教師が3人もいるということや生徒1人ひとりがパソコンで自分の英語のスキルの進捗状況、ポートフォリオなどをチェックできる自己モニターシステムを活用できるというところに明白に表れている。 ■ 行事やアクティビティも多い。オーストラリアに研修にも行ける。校舎も新しくなった。そして大事なことは、これらすべてのチャンスを使って、生徒たちは自己表現のテーマを発見し、それを探究し、プレゼンするという学習過程を積み重ねているということだ。この過程の中で、将来のキャリアプラニングを生徒1人ひとりが行っていくのだろう。 ■ 要するに、他人から言われて何かを考えたり、キャリアデザインしたりするのではなく、生徒自ら主体的に思考し活動しているのである。ボトムアップ型でネットワーク型のコミュニケーションを大事にする学校であり、グローバルな流れの中ではこのようなコミュニケーションのスタイルは重要になってくる。生徒たちにとって遊びと学びが統合される楽しい学校、つまりある意味理想の学校ではないか。トップダウン型のツリー構造の会社組織ではこれからの時代を乗り切れないことを肌身で感じている父親にとっては、特にそうだろう。 ■ ただ、このボトムアップ型は、経営陣が賢いマネジメントをしなければ成功しない。理想と現実をどの程度のレベルでつなげるのか、その判断に迷う保護者もいるかもしれない。ボトムアップ型でネットワーク型のコミュニケーションが生み出す発想は、二元論や要素還元主義的ではないはずなのに、教師の発言に、ところどころ二元論的発想や要素還元主義的発想の言葉やものの見方が見え隠れする。 ■ もちろん、若い教師が、情熱を持って語るその姿からは、変貌を遂げようとする桜丘の意志を感じる。しかし、最前線で奮闘している若き教師の意識にまだ変わりきれていない部分が残っているということは、学内教員の意識はまだまだかもしれないと邪推するのもこれまた人間だ。完璧に変わったという状況になればよいかというと、それはそれで大いにおかしい。いろいろな価値観が学内でぶつかり合って、新しい発想や企画が生まれるようなマネジメントが望ましいということが重要なのではないか。それがまたボトムアップ型でネットワーク型のコミュニケーションの特徴でもあろう。 ■ 共学校になったということは、桜丘は生まれ変わったということだ。教育活動とそれを担う教師の言動をどのようにマネジメントしているのか、そのビジョンやコンセプトの説明などはいらないが、なるほど浸透しているという質感や雰囲気が伝われば一挙に人気が出るに違いない。「伝える」から「伝わる」にシフトすることを期待している。 |
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