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| ≪学校選択リテラシー≫の必要性 |
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2005年4月12日 |
| ◆ 毎年この時期になると、各誌で全国の高校の大学合格実績の速報が流れる。その中でも幅広いデータと精緻な数字を収集しているのはサンデー毎日。同誌は、大学合格実績を掲載する時期は発行部数もいつもの3倍になるという話を聞いたことがあるほど、力の入れ方も違う。 ◆ ことに4.17号は、「全国有名811高校主要大学合格者数一挙公開」というもの。「全国有名」というのは、テーマからいって、大学合格者数が多いところという条件で選択されているのだろう。 ◆ これがあるイメージを作ってしまう。首都圏の私立女子中高一貫校でみてみよう。まずは【グラフ1】をご覧頂きたい。このグラフは、サンデー毎日が公開した首都圏私立女子中高一貫校のうち、東大・慶応・MARCH・ICUの合計実績が100人以上の学校のミッションの系譜別分布を作ったものである。首都圏の私立中高一貫校のミッション系譜別分布は実際には(参照→http://eri.netty.ne.jp/data/mission.htm)創設者精神系が70%強であるにもかかわらず、【グラフ1】によると、キリスト教系が圧倒しているようにみえる。
◆ ところがサンデー毎日が公開しているデータは首都圏私立女子校においては、全体の37%の数。今年東大に合格者が出ている品川女子や目黒星美、香蘭のデータは公開されていない。言うまでもなく、この公開データはあくまでも参考程度である。しかし、強烈に【グラフ1】のような印象を読者に与えてしまうし、ある先入観を形作ることは確かである。 ◆ 学校選択者側は、このようなデータはあくまでも参考程度にとどめて、自分の力で調べる活動が必要である。つまり≪学校選択リテラシー≫(このリテラシーに関しては以下のページを参照→http://eri.netty.ne.jp/shop/index.htm)を身に付ける必要がある。 ◆ そこで、さっそく説明会と学校のホームページの活用なのだが、説明会は本格的に始まるのは9月以降だし、ホームページをみても、今春の大学合格実績の速報を公開している学校は少ない。これではサンデー毎日の情報スピードに私立側は勝てない。情報格差を排除できないしい、先入観を学校選択者に壊してもらえない。 ◆ 大学合格実績や偏差値だけではない視点で学校選択をして欲しいと学校側が望むのであれば、学校選択者側にそういう先入観を破壊的創造するチャンスやデータを提供することが必要だろう。ホームページの更新率をあげる創意工夫が肝要であろう。 |
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