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私学クオリティースクール〜学校選択指標から探す |
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2004年8月16日 |
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◆ 学校選択指標と偏差値の相関グラフ(グラフ−1は男子校・共学校のもの)を作ってみると、偏差値が高くても選択指標が2.8未満の学校もあるし、高偏差値でなくても、選択指標が2.8以上の学校がある。学校選択指標そのものが新しい時代に対応しているかどうか、新しい時代のリーダーシップを輩出する教育環境があるかどうかをベースにしているため、指標のスコアが高ければ高いほど、新しい時代に対応した学校ということになる。
◆ 新しい時代に対応しつつ、現代の社会の要請にも応えている学校は偏差値も選択指標(2.8 以上と仮定しよう)も高い。このような学校はクオリティースクールであると同時にエクセレントスクールである。高偏差値ではないが、選択指標は2.8以上であるという学校は、かつての ◆ さて、学校選択指標であるが、2002年以来使っていた指標を少し改めた。というのも、国立大学はすでに独立行政法人化したし、総合学習もかなり普及しているため、保護者の学校に対するものの見方が多少変化してきたからである。ただ基本は変わらないので、指標項目の解説は、以下のページも参照して欲しい。http://eri.netty.ne.jp/honmanote/sclstudy/2002/0107_2.htm ◆ 今回の学校選択指標項目は次の12である。(1)自己実現プログラムを自覚的に実施しているか。(2)教師は創造的コミュニケーション能力を発揮しているか。(3)時代の新しい文化に考えをもって対応しているか。(4)論文指導は、大学の卒業論文を超えるものであるか。(5)授業はプログレッシブな要素を包括しているか。(6)総合的な学習は6年間のカリキュラムや行事の中で重要な影響を与える位置付けになっているか。(7)英語教育は現地校で耐えられる英語力を養成できるものになっているか。(8)ITは、あらゆる教科で活用できる環境になっているか。そしてその環境を活用しているか。(9)芸術教育は、他教科に刺激を与える基礎になっているか。(10)進路指導ではグローバリゼーションに対応できるようなキャリア・デザインを実行しているか。(11)教育空間は生徒の潜在能力を引き出す空間として設計されているか。(12)生徒獲得戦略では教育理念が教育実践に具体的に展開していることが説明あるいは証明されているか。 ◆ 各項目5段階でつけ(筆者の独断と偏見ではあるが)、平均を出した。それと今年の7月の日能研公開模試によって算出されたR4偏差値との相関グラフを作ってみた。男子校と共学校の例としてグラフ−1を参照して欲しい。同じ様に女子校と共学校のグループでも算出してみた。選択指標2.8以上の学校を、次に列挙することにする。 ◆ 聖光学院、開成、慶應普通部、麻布、栄光、芝浦工大、早稲田、逗子開成、筑波大附駒場、駒場東邦、武蔵、海城、那須海城、世田谷学園、桐朋、立教池袋、暁星 ◆ 共立女子、女子学院、湘南白百合、 ◆ 渋谷教育幕張、慶應中等部、早稲田実業、芝浦工大柏、慶應湘南藤沢、江戸川取手、自修館、常総、渋谷教育渋谷、桐蔭、山手学院、横浜隼人、穎明館、共栄学園、春日部共栄、獨協埼玉、公文国際 ◆ 偏差値50以上だが、学校選択指標が2.8未満というグループは、高校入試の際(私立中等教育学校の場合は、高校入試がないが、あると仮定して)は、中学入試時の偏差値に10〜15アップするのが通例であるから、エリートスクールであることは間違いない。 ◆ 以上から学校選択を考える場合、4つの大きなカテゴリーができることがわかる。(1)はエクセレントスクール (2)クオリティースクール (3)エリートスクール (4)3つに属さない私立学校。(1)から(3)は、私立中高一貫校の中でどういう学校を選択するかを考えるうえでヒントになるだろうし、(4)のカテゴリーのケースでは、公立学校に行くか私立学校に行くかの選択のときに重要な領域になるだろう。夏休みも終盤に入る。9月になると学校説明会が本格的に開催されることになるが、どういう方針で学校を選ぶかそのヒントになれば幸いである。 |
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