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学校選択を考える(1)〜2003年男子の私立中高一貫校選択志向 |
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2003年7月25日 |
| ■ 7月公開模試の志望校登録数の集計がでた。昨年と比べてみると、男子の私立中高一貫校の選択志向に変化が見られる。たしかに7月という段階では、まだまだ選択は決定していないので、2004年の選択志向の傾向を見切るまでにはいかないが、あくまでも昨年と同時期の比較ということで見ていきたい。志望校登録があった学校の中から入試第一回目の144の学校(首都圏の男子校と共学校から)を抽出して分析してみる。
■ そのうち43.8%の学校が昨年に比べ志望者を増やしている。20人という単位は、今では少子化や慶応普通部のように教育改革において1クラスを構成するぐらいのグループ単位であるから、20人以上の志望者を増やしている学校を列挙してみよう。 ■ 渋谷教育幕張、城北埼玉、立教新座、西武学園文理、春日部共栄、学習院中等科、早稲田、サレジオ学院、攻玉社、市川、桐朋、那須高原海城、東邦大付東邦、芝、慶応普通部、青山学院中等部、芝浦工大、江戸川取手、開成、桐光男子部、日本大学豊山、芝浦工大柏、城西川越、巣鴨、関東学院。 ■ 7月の公開模試は、志望理由もアンケートで調査しているので、上記25校を4つのグループに分けることができる。(A)校風や教育の内容と進学実績の両方が魅力 (B)校風や教育の内容が魅力 (C)大学合格実績が魅力 (D)2月の東京、神奈川受験の前に受験できる。この4つで分類してみると、次のような割合になった。
■ (C)のような志望理由が全面的に出てくる学校は、男子校でもかなり少なくなってきたのが、2004年男子の私立中高一貫校を選択する志向性の特徴である。この傾向はここ数年言われ続けてきたことだが、数字にはっきり現われるようになってきた。 ■ 一方20人以上志望者数が減っている学校はというと、国学院久我山、法政大学第一、慶応中等部、立教池袋、明治大学付中野、法政第二、聖光学院、早稲田実業、明治大学付明治、慶応湘南藤沢、駒場東邦、武蔵、本郷。 ■ これは隔年現象、入試日などの問題があるだけで、学校の魅力がどうのこうのという問題はなさそうである。昨年受験者数が多かったから敬遠するという傾向なのだろうが、様々な情報公開によって、そのことがわかると、秋にはこれらの学校の志望者は、またまた増えることになるだろう。ただし、MARCHと呼ばれている大学の付属校は、2004年入学の生徒は全入時代と言われている2009年以降に大学入試を体験することになるがゆえに、その影響を考えないわけにはいかないだろう。新しいビジョンを、秋の学校説明会で説明できなかったとき、保護者が選択するかどうかは保証できない。 ■ さて、もう一つ面白い傾向がある。それは帰国生対象の入試動向である。世田谷学園、聖光学院、逗子開成、慶応湘南藤沢、立教新座は、現時点で帰国生の志望者数が増えている。いずれも英語教育以上の世界コミュニケーションの教育を豊かに展開している学校である。この動向が何を意味するかは、もうしばらく見なければわからないが、いよいよ国際的な視野を有している受験生が多くなっていることは確かである。 |
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