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| 京北学園〜公立中高一貫校の小石川と質的差異を追求 |
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2006年2月16日 |
| ◆ 今年の東京都における公立中高一貫校の参入は、私立中高一貫校の生徒募集にシナジー効果をもたらしている。両国高等学校附属の好影響は、中村学園に及び、入学者の急増という結果になった。桜修館は、八雲学園の応募者数急増に影響を与えた。千代田区九段中等教育学校の参入も、千代田区の多くの私立中高一貫校の応募者増に寄与したのではないだろうか。
◆ 小石川もその例外ではない。同じ文京区にある京北学園に良好な影響を与えることになった。ここ数年授業と生徒募集にかなり力をいれ、昨年小ブレイクした京北学園。今年も昨年同様の応募者数を確保し、入学者を期待できそうだ。 ◆ ただし、内容・密度は濃い。というのも入学試験のハードルがあがったからだ。東京都の中学受験生は、おそらく3人に1人の割合になっている。良い悪いは別にして、中学受験あるいは適性検査を受けるかどうか迷うのは当たり前という風潮になってきているらしい。 ◆ そうするととりあえず授業料がかからない公立中高一貫校を受けてみようというあまり準備をしてこなかった生徒も中高一貫校入試を受けるようになる。すると自ずと私立と公立どちらを受けるかは、自然とベクトルが分かれるようになる。受験準備をした生徒は私立へ、そうでない生徒は公立へという流れができる。 ◆ そしてこの流れはすでに動いているようだ。京北学園の新中1の質が高くなったのである。もちろん、これは公立中高一貫校の参入だけが原因ではない。決定的に重要なのは、やはり京北学園の「授業」そのものである。知識を習得するには、創造的なメンタルな状況が欠かせないというカウンセリングマインド・ベースの授業の確立こそが重要なのだ。 ◆ 実際に、東大の亀口先生や秋田先生、千葉大の保坂先生や上杉先生という教育学や教育心理学の専門家が、京北学園の先生方とコラボレーションをしているし、先生方のお弟子さん達である大学院生が、中学の各学年に1人ずつチューターとして伴走している。学園の先生方の熱意と大学の最先端の教育学の成果が京北学園の「授業」を形成している。このような学校は他にはないのではないだろうか。 |
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