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「ホンマのブログ」を開設

2005年7月26日
by 本間勇人(honma@netty.ne.jp)

◆ ホンマノオトのサイト内に7月22日に開設した「ホンマのブログ」をリンクした。ブログについては、オカベの目「§13 ブログが変える 人が変わる」を参照して欲しい。既にブログを活用している私立中高一貫校もすでにあるので、そちらも参考になるだろう。順心女子学園の学園日誌がそれだ。

◆ 新聞社などでも活用している。たとえば、News blogも参考になろう。最近では経済誌も取り上げている。アメリカでは企業もブログの活用が大流行で、ブログで資本主義がさらに活性化されるという流れになっている。

◆ ブログで何が変わるのか、資本主義が活性化されるとはいかなることなのか。それは今始まったばかりで歴史的にはこれからはっきりしてくるのだろうが、国家単位、地域単位でコントロールされてきた経済、金融、財政、法律といった活動が個人単位でダイナミックに動き始める(すでにそうなっている)ということは確かだろう。グローバリゼーションの流れがそうしているのだろうが、そのグローバリゼーションというパラダイムも、ブログという道具によって、逆にはっきりと輪郭が見えてくるだろう。

◆ さて私はと言えば、そういう大それた意味合いでブログを活用するわけではない。もともと「ホンマノオト」も、仕事先に膨大な資料を持ち込まなくても、インターネットでホームページをプロジェクターで映し出せば、プレゼンテーションができるので、移動が軽やかになるし、仲間たちと情報をいつでもどこでもシェアできるというお手軽な発想で作ったのである。

◆ ただ、その編集のコンセプトは、私立中高一貫校を表現するときに、現代思想や社会学、心理学、経済学、法哲学、脳科学といったレトリックを交えることで、教育をあまりに日常的な視点で偏った切り取り方をしている論考に対し、斜めから切り込んでみようというものだった。あらゆる学問の中で、あまりに日常生活というベースだけで語られているのが教育の領域である。日常の生活の中で子どもたちは成長していくのだから、日常生活は極めて重要だ。しかしだからこそその日常生活を豊かにしていくには、メタ日常生活の視点が必要なのである。日常生活はとかくルーチン化してしまう。その中で人は家畜化する。それでは未来を自分の手で拓く人材は輩出されない。

◆ そういうわけで、ほんの少し意気込んで書きつづけているのだが、一方でもっと具合的で簡潔な断片的な情報を蓄積してみようと思った。「ホンマノオト」の編集の仕方にどうも1つの強引なつながりが避けられなくなってきたからである。ある意味ルーチン化してきたのである。それをいったん拡散するには、具体的で断片的なトルソーとしての情報群を表現してみることが必要な気がした。そのうちなんらかのつながりが見えてくるかもしれないし、見えてこないかもしれない。もし見えたなら、これからの教育において何らかのヒントになる発想が生まれてくるかもしれない。

◆ それにブログはどこでも編集できるので、便利だし、訪れる人たちの反応も即日わかる。自己表現とその評価が表裏一体になる可能性がある。読者の声を聞きながら、自己表現の調整ができる。市民社会を形成する重要なツールになる可能性もある。もっとも「ホンマのブログ」は匿名のブログではないから、他者とのコラボレートはそれほどダイナミックではないかもしれない。コメントやトラックバックの可能性が縮小されるのである。

◆ もっとも、便利がゆえにブログはいろいろな形態のものを編集することができる。まずはその1つの実験として少しの間続けてみたい。


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