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| 2007年首都圏私立中高一貫校入試動向(1) |
| 2006年12月21日 by 本間勇人 |
| ◆ いよいよ2007年首都圏私立中高一貫校の入試直前、学校選択の動向を振り返ってみたい。浅野中は、東京都下エリアでは、新しく共学校に生まれ変わった法政大学の学校選択者の影響、横浜・川崎エリアでは慶應中等部の学校選択者の影響などを少し受けているようであるが、大勢に影響はないだろう。
◆ 足立学園は、新校舎もでき、大学進学実績にも力を入れているので、本来であればもう少し勢いがあってもよいはずだが、今のところ学校選択者の数が大幅に増える兆しはない。郁文館は、渡邉理事長が教育再生会議のメンバーなどで活躍していることもあり、期待をかける学校選択者が戻りつつある。 ◆ 栄光学園は、相変わらずの人気である。大学進学実績、スロープを歩いての通学、広大なグリーンのグランド、イエズス会の教育理念、創意あふれるイベント、芸術的雰囲気などなど教育の質が高いのであるから当然か。 ◆ 海城も、人気上昇。PA(プロジェクト・アドベンチャー)のように、チームワークを通して身体感覚と知を統合しながら自己を発見していくダイナミックなプログラムを導入したり、新工法による校舎改築をしたり、未来に向かってさらなる期待を抱かせる私学。 ◆ 開成は、今春の東大合格者数が多少減ったものの、学内で巻き返しのために夏期の補講強化するなど、柔軟な動きがとれる日本の近代化路線を支える伝統校。教師1人ひとりの授業の質が高いのは言うまでもない。大量の読書と大量の小論文。そして何より問答法授業による思考のトレーニングは圧巻。 ◆ 学習院中等科は、もしかしたら公立中高一貫校や法政大学、慶應中等部の影響を若干受けているのかもしれないが、ダメージを受けるようなことはないだろう。先生方1人ひとりの面倒見のよさが、説明会で伝わるが、皇室関係のイメージをマスコミレベルが発信するため、そのギャップをどう埋めていくか今後の広報戦略がキーとなるだろう。 ◆ 鎌倉学園の2月4日入試は昨年比を大幅に伸ばしている。鎌倉という日本文化の拠点のリーダー校である意義を学校選択者は認識し始めたのではないだろうか。東洋と西洋の思考の融合を果たせる重要な教育の場である。 |
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