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| 2005年9月13日 by 本間勇人(honma@netty.ne.jp) |
| ◆ 21世紀型の私立中高一貫校のモデルを提示している私学が千葉県には2校ある。渋谷幕張(以降「渋幕」)と芝浦工大柏(以降「芝柏」)である。究極のモデルであるかどうかは、今後学校選択者が判断することであり、私の関知するところではないが、3Mから3Tへ、3Rから3Xへという教育観、学習観を構築し続けていることは確かである(3T、3Xに関して参考→≪未来を創る学校)の条件(2))。しかしながら、学校当局者の意図に反して、学校選択者自身は、まだまだ渋幕を20世紀型の究極のモデルと考えているようだ。
◆ 「2005年夏 志望校調査集計レポート 編集:全国中学入試センター模擬試験」から、いつものように志望理由を7つのカテゴリーに分けて(複数回受験のデータを合算)グラフを作ると、【グラフ(23)−1】のようになる。 【グラフ(23)−1】
◆ 田村校長先生などは、どちらかというと芝柏のような観点で渋幕を選択して欲しいという希望を持っているかもしれない。東大に進学させるために学校を創ったのではないのだと。教師力、学習、進学の項目がバランスよく出てくれると、田村校長先生の理想と学校選択者の希望が一致するのではないだろうか。その点、98年・99年という私立学校のパラダイムが大きく転換するときに時代を読み解きながら中学を開設した芝柏は、学校選択者にそのビジョンがうまく受け入れられているようだ。 ◆ ただ、両校の教育空間のよさには学校選択者は反応していない。優れた教育空間は生徒1人ひとりの居場所を提供するし、何と言ってもイマジネーションや知的世界を刺激する。人間形成にとって欠かせないリソースであり仕掛けである。教育とは時空の仕掛けでもある。時空の仕掛けがニュートン的なのかアインシュタイン的なのか。あるいは機械モデルなのか庭園モデルなのか。もちろん21世紀型教育空間はその統合であることは間違いない。それに挑戦しているのはどちらの学校だろうか。 |
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