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| 2005年8月24日 by 本間勇人(honma@netty.ne.jp) |
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◆ 当サイト閲覧の方から質問というか要望を頂いた。「取り扱っている学校をもっと複数にして欲しい。結局、学校文化の項目ばかりが高くでるのではないか」ということである。だんだんといろいろな型がみえてくるので、そう拙速にデータを出していくのはどうかなと迷った。複数並べるだけだと傾向というかタイプというものが見えにくいからだ。 ◆ それに、当サイトはランキング的な発想があまりないので、こういう一覧表を作成するのにはなじまないサイトなのである。しかし、まずはいろいろな型がありうるということだけは、そろそろ証明しておいた方がよいかなと判断し、今回は少し多めにデータを作成することにした。 ◆ ただし、あまり多くの学校をグラフにするのはかえって見にくくなるので、表形式のものにした。そして一覧表に出すと、ランキングと間違われるのも困るので、ある条件を設定して抽出することにした。 ◆ 【表(14)−1】(「2005年夏 志望校調査集計レポート 編集:全国中学入試センター模擬試験」のデータから作成。複数回受験のデータが出ているので、すべて合算して、各カテゴリーに集中している割合を出した)は、神奈川エリアの女子校で、「教師力」または「学習」の項目が10%以上集まっている学校を抽出。 【表(14)−1】
◆ 学校文化以外の項目に分布が偏れば、当然学校文化の項目に集まる割合は減るのであるが、そもそもそういうケースがあるのかという質問だと思うが、【表(14)−1】が示しているように、必ずしも学校文化が高い学校ばかりではない。洗足学園のように、進学実績が飛躍的に伸びているにもかかわらず、教育空間、学校文化、教師力、学習という項目にバランスよく学校選択者の目が集まっているという学校もあるのである。 ◆ しかも洗足学園は学校説明会や学校外の説明会も戦略的で、非常に上手いのだが、募集関連の項目には学校選択者は目をあまり向けていないようだ。これはそれよりも教育内容に大変興味と関心を抱いているということだろう。 ◆ 横浜女学院は、経営の倫理と教育の論理の両輪で頑張っている学校だと評価されていることがわかるし、湘南白百合はコンセプトとそれを実現する具体的なプロセス、そしてその結果という教育全体が評価されているということもわかる。また洗足学園、鎌倉女学院、神奈川学園の教育空間としての校舎が評価されているのは、実感に適合にする学校選択者の反応である。 ◆ 今回のような条件で抽出すると、フェリスと横浜共立が【表(14)−1】には入ってこない。コンセプト特化型だからだろう。これに対して表の中に並んだ私立中高一貫校は、コンセプトとその実現方法が明快な学校ということだろう。どちらのタイプを選ぶかは学校選択者の私事の自己決定の問題である。 |
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