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| 2005年8月22日 by 本間勇人(honma@netty.ne.jp) |
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◆ 本郷と攻玉社は、入試日は違うが、1回目の入試の偏差値に違いはない。攻玉社はもともと東大をはじめとして大学合格実績の評価が高い。同じように本郷もここ数年大学合格実績の伸びは勢いがよいと評判である。ところが、両校が互いに併願校になるというほどではない。「2005年夏 志望校調査集計レポート(編集:全国中学入試センター模擬試験)」のデータに基づいて、学校選択の志望理由を比較するグラフを作ってみる(複数回受験のデータが出ているので、すべて合算して、各カテゴリーに集中している割合を出したもの)と、【グラフ(10)−1】にあるように、はっきりと違いが表れる。
◆ 本郷も攻玉社も、学校の中身をPRする表現や入試制度に関してはかなり創意工夫が施されている。そういう意味では両校を選択する保護者は、同じくらい募集関連に関心を示している。また両校とも交通の便はよい。最寄の駅から学校までは徒歩で数分である。これも共通している。 ◆ しかし、やはり攻玉社は進学に関する志望理由が極端に高い。一方本郷は校風や教育理念などの学校文化が進学に比べ高い。学習という要素も進学に比べて高い。両校の志望理由の分布には明確な違いが表れている。学校選択者である保護者の学校選択リテラシーは機能しているといえるのではないだろうか。 ◆ それにしても教師に関する志望理由に関しては、両校とも同じくらい関心をもたれている。しかし、だからといって両校の学校選択者は、同じ教師観を持っているとはいえない。これについては、【グラフ(10)−1】だけからはわからないが、合格実績を学校選択の第一に持ってくる学校選択者と学校文化や学習を合格実績より重視する学校選択者とでは、教師に対する考え方は自ずと違ってくるだろう。 |
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