![]() |
|
|
| 2005年8月10日 by 本間勇人(honma@netty.ne.jp) |
| ◆ 「2005年夏 志望校調査集計レポート(編集:全国中学入試センター模擬試験)」のデータに基づいて、今回は男子御三家、駒場東邦、桐朋の各学校の志望理由を、前回と同じように7項目のカテゴリーにまとめ、【グラフ(6)−1】を作ってみた。
◆ 前回の女子御三家、 ◆ また全体の傾向では男子が「教師力」、女子が「学習」の方に強く反応しているが、【グラフ(6)−1】では、開成以外は「学習」に強く反応している。この逆転現象は実は前回見た女子校にもあてはまる。ほとんどが「教師力」に反応していたのである。 ◆ もっとも「学習」の中には「クラブ活動」という項目をいれているためでもある。麻布や桐朋はこの「クラブ活動」に反応している。【グラフ(6)−1】では、駒場東邦と桐朋は同じような傾向であるが、この「学習」というカテゴリー項目の中身が違う。駒場東邦選択者は「クラブ活動」ではなく、「理数教育」に反応しているのである。 ◆ 上記5校は考え方によっては、進学に関しては本人次第で、なんとかなるという点では、それほど差がない。開成は別格なので、他の4校に比べ、選択者の反応の仕方は若干違っているが、いずれにしてもブランド力だけで選択しているとは、前回の女子校と比べると、相対的に言い難い。麻布の場合、「交通の便」とか「募集関連」という項目に反応していないのは、ブランド力というより強烈なファン層が選択していると考えた方がよいだろう。もちろんこの層が強烈ということはある意味ブランド力があると言えそうなのではあるが、固定層がしっかりしているのであって、広がりがあるかというとそうではない。ブランド力には広がりが大きな要素となるから、麻布だけがブランド力で選択されているというような見方には無理があるだろう。 ◆ 男子校は、たとえ御三家クラスであっても、費用対効果を十分に検討して、選択しているというのが本当のところであろう。これは従来から言われてきたことであるが、経済的側面から学校選択を考えるならば、男子は全体的に投資型、女子はあるグループはまだまだ消費型であるということなのだろう。しかし、女子全体としては、もはや消費型の選択ではなくなってきているというのは、すでに全体のグラフからも予想がつく。これについては、順次いろいろな学校を見ていくことによって、明らかになっていくだろう。 |
| 入試について 目次へ |