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学びを考える

≪未来を創る学習≫セミナー開催される(1)〜画期的なセミナー

2005年12月19日
by 本間勇人(honma@netty.ne.jp)


◆ 昨日、日曜日(2005年12月18日)、私学会館・アルカディア市ヶ谷で、小学校2年生から5年生の保護者を対象にした≪未来を創る学習≫セミナーが開催された。たいへん画期的なセミナーで、アンケートによると保護者からはもっと長く話を続けて欲しいとアンコールがでたほどである。

◆ このセミナーは、≪未来の学校を考える会≫会長横田政則と私学人である先生方と協働して行われたものであるが、実は今年すでに3回に渡って実施してきた≪未来を創る学校≫セミナーの一環として行われたものだ。つまり日・EU市民交流年の文脈の中で開催されたのである。

◆ 最初の連続3回のセミナーにおいてテーマは2つあった。1つは学校で行われているグローバルな視野に立った学びについて考えることであり、もう1つはどのような学びを実践している学校を選択するのか、偏差値や大学合格実績という従来の選択指標に新しい選択指標を加えることであった。

◆ 4回目にあたる今回のセミナーは、それをさらに一歩進めるものになった。(1)自分の子どもにとって価値ある学びの環境がある学校の選択の仕方、(2)その学びの環境につながる2年生から5年生までの「学び」の準備の仕方について私学人である先生方から提案がなされたのである。

◆ 私学の選択方法や選択した私学に進む「学び」の準備については、従来は塾が提案してきたのだが、今回は私学の先生自らが語ったのである。したがって、ある意味私学人による自らに対する厳しい目と同時に塾による受験偏重の勉強とは全く違った「考える×意欲×経験×才能」という「人間力」にせまる豊かな「学び」の準備の仕方について語り合うセミナーになったのである。

◆ 私学人による自らに対する厳しい目とは、自ら私学を3つのカテゴリーに分けて、私学を自己評価したことを意味する。その3つのカテゴリーとは、
1)過去の栄光と伝統にしがみついて消えていく学校
2)社会のニーズをキャッチし時代の流れに乗っていくあくまで歴史の中にある学校
3)時代を読むも、未来を先取りし、不易流行をベースに新しい理念を構築して歴史そのものをリードしていく学校
というもののようだ。それぞれの私学がどのカテゴリーに入るのだろうか。これはたいへん厳しい自己評価である。

◆ そしてこの自己評価をするうえで、大事な尺度は、それぞれの学校がどのような「学び」を実践しているかだという。これもまた大胆な私学人自身による発言である。それだけ本物の「学び」について自信があるということでもあろう。「学び」のプロとしていよいよ私学人自らが在校生や在校生の親を越えて、未来の在校生とその保護者というステイクホルダーに本物の「学び」、そこにつながる「学びの準備」、そして「学校選択」について語り始めたのである。


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