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| ≪未来を創る学習≫ 〜あっ、全く新しいセミナー始まる! |
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2005年11月29日 |
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◆ 気づいた方はいらっしゃるだろうか?今年の12月18日に私学の先生方が集まって、画期的なセミナーが開催される。従来の学校説明会やセミナーといえば、学校が全般的にどういう教育をやっているのか教育ビジョンを中心とした説明会が多かった。もちろん今も基本スタイルはこれだ。 ◆ ところが2000年秋ごろから、授業そのもののクオリティの理解を深める説明会やセミナーも増え始めた。生徒が学園生活の中でもっとも長い時間を暮らすのは、授業である。そこでの教師と生徒の創造的なコミュニケーションがなければ授業はおもしろくない。おもしろくなければモチベーションはアップしない。おもしろければ、好奇心とオープンマインドとクリティカル・シンキングがどんどん生まれてくる。今回のセミナーの協力団体であるCAL(最先端学習センター)の先生方は、私学の挑戦として「授業そのもの」の真髄を披露して、多くの保護者から賛同を得ている。だが、このような催し物もまだまだ私学の教師側からの目線で行われているし、受験生である6年生やその保護者に対するものである。 ◆ それが今回は来年以降の受験生の保護者を対象にしたセミナーであるし、子供たちがどんな教育ビジョンをベースに、どういう≪学び≫を自ら創っていくことが大事か、そのための≪学びの環境≫(おそらくメンタルな環境が中心だと予想する)はいかなるものなのか、完全に子供の側に立った、子供自身や保護者・教師による子供の頭脳そのものの育成について議論されるセミナーが開催されることになった。 ◆ 私立学校の本当のクオリティは、外発的な教育インフラや環境の良さにあるのではない。もちろんこれらは重要であるが、最も大事なところは、生徒たちの内発的な学びの道を導くところにあるのである。この学びの道の導きは、優れた機知に富んだ問答の連鎖によって行われる。この問答の開発のプロは私立学校の教師以外にいない。先生方は毎日のように生徒たちと問答を繰り返している。コミュニケーションとは、一方的に伝えることではない。双方向的に伝え合うことなのだが、そのときそこには問いかけと回答という思考の連鎖、受け入れ合うという気持ちの寛容性の送受信が稼動している。 ◆ この教師と生徒の創造的な問答が、生徒の内側で、つまり頭脳で自問自答を繰り返すことができるようになるには、それなりの≪問いかけ合い≫の環境が必要である。受験というシステムがそれを見えなくしているが、優れた≪学びの環境≫を日々開発している学校の入試問題には、その≪問いかけ合い≫がベースになった問題が投げかけられる。OECD/PISAの報告が世界を席巻しているが、それは単純に各国の学力スコアを比較することに終始しているのではない。21世紀の社会を作っていく子供たちの思考力や表現力の実態がよく見える≪問いかけ合い≫をベースにした問題を開発しているところが重要だと了解されているのだ。 ◆ 同じことが私立中学の入試問題にも言える。ただ、それがOECDでやっているのか、選抜テストというステージでやっているかの違いなのだが、一般的にはその外見の背景を見通すことができない。私立中学の優れた入試問題には≪学びの環境≫、≪問いかけ合い≫の種が、あるいは真髄が埋め込まれている。今回のセミナーは、その真髄の探求がテーマなのではないだろうか。 ◆ それにしても、このイベントのゴージャースなところは、東京私立中学校・高等学校協会副会長 實吉幹夫先生(東京女子学園校長)による私学の真髄を語る講演があるところだ。實吉先生は自らも麻布学園出身で、私学の真髄が身体に染み渡っている方である。 ◆ そして生田清人先生(開成中学校・高等学校教諭)、川合正先生(京北中学校・高等学校校長)、鈴木邦夫先生(東京女子学院中学校高等学校教諭)、横山孝治先生(八雲学園中学校・高等学校教諭)、吉野明 先生(鴎友学園女子中学校・高等学校教頭 )という私立学校の顔とも言うべき先生方によるパネルディスカッション。これは必見である。 ◆ 生田先生は、大学で教授法を指導しているほど、授業における内発的≪学び≫創出の専門家である。生田先生による刺激的な問いかけが、大変優れた思考力を持った生徒たちを育成しているのは言うまでもない。川合正校長先生は、教育界では超有名人。数々の賞を受賞していて、丁寧なコミュニケーションをベースにした授業法を、東大や千葉大の教授らと協力して創りあげている。鈴木邦夫先生は、日本ではじめての新しい英語教育の改革を学内で推進している先生であると同時に、教頭吉田先生(元駒場東邦教頭)と≪考える問題≫の開発に日々没頭している先生だ。 ◆ 横山孝治先生は、あの大人気八雲学園を近藤校長と共に構築してきた先生。外発的なものではなく、内発的な学びや対話、内からこみ上げる表現力をベースにした八雲学園の教育を創ってきた。中学受験の段階で偏差値が45でも、そんなのは関係なく、早稲田大学や慶応大学に導くプロでもある。吉野明先生は、今では女子御三家を乗り越える勢いの ◆ これは、受験を乗り越える、あるいは受験の背景にある≪学び≫の真髄に触れ、体得するきっかけ作りの絶好のチャンスである。 |
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