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| 入試問題のクオリティ特性〜女子選択校の傾向 |
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2005年12月27日 |
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◆ 前回「入試問題クオリティ特性〜男子選択校の傾向」にしたがって、女子の選択校、つまり女子校と共学校についても同様のグラフを作成してみた。
◆ 男子と同じように、国語では標準テスト型は多いが、算数はこの手のタイプの入試問題を作成する学校は、国語に比べ少ないようだ。算数、つまり数値論理力に関しては、論理を自分で見つけ、構築していく問いかけが、私立中学入試では大きな流れになっているのかもしれない。それに比べ、言語力の方は、まだまだ一般的な問題構成が主流である。 ◆ したがって、私立中学入試の問題を分析する場合、創造的なコミュニケーションを有しているかどうか、そのようなコミュニケーションを身につける学びを体験してきたか、またこれから創造的コミュニケーションを身につけられるかどうかを見極める問いかけになっている学校を探せば、21世紀の歴史をリードしていく学びの環境を有している学校かどうかがわかるのかもしれない。 ◆ つまり、国語の教師陣が、大学受験を重点的に意識したメンバーばかりが集まっていると、コミュニケーションの創造性よりも古典や漢文(もちろん開成のように漢文を通して英語や現代文の領域まで学ぶ環境を設定できるH先生のような力量のある学校は別格である)の受験学力を育成する方に力が注がれる。そのような教師陣が集まっている場合、国語の中学入試問題は、標準テスト型になるケースが多いと想定される。また、そのような学校は、文系、理系という2元論的枠組みの進路指導が行われるケースが多く、ファイナンシャルアドバイザーやコンサルタント、知的デザイナー、ICTデザイナーなど欧米ではクリエイティブ・クラスと呼ばれている(産業構造の中で20%から30%ぐらい占めている)新しい動きに興味と関心を持っていない可能性もある。 ◆ 入試問題は、それぞれの学校の先生方のコミュニケーションタイプや学校の学びの環境のあり方を読み解く材料としては、最高の生の情報である。特に言語力に関連する入試問題は学校の違いがはっきりと顕れるのである。 |
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