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3年間の入試問題データ分析から考える(8)
〜駒東・桐朋が求める数値論理力

2005年8月22日
by 本間勇人(honma@netty.ne.jp)

◆ 前回と同じように、開成と麻布とも重ね合わせて、駒東、桐朋の算数の入試問題(国語同様試験3年分)が求める数値論理力のカテゴリー表を作成した。

 【表(8)-1】

計算論理 比較論理 時間論理 空間論理 論理発見
駒場東邦 3.0% 0.0% 7.9% 53.5% 35.6%
桐朋 16.8% 18.8% 18.8% 24.8% 13.9%
開成 0.0% 0.0% 15.0% 35.0% 42.0%
麻布 0.0% 7.0% 9.0% 34.0% 45.0%
R4 60以上(22校) 7.4% 9.7% 14.2% 32.2% 29.7%
R4 55〜59(17校) 11.6% 8.9% 11.8% 30.2% 27.4%
全体(94校) 13.8% 11.4% 13.1% 28.9% 24.1%

◆ 【表(8)−1】からわかる通り、言語力と同様に、桐朋は本当にどのカテゴリーもバランスよく出題している。駒東は空間論理と論理発見に偏って出題。この傾向は開成、麻布に似ているが、論理発見は空間論理に比べ少ない。この点は、開成、麻布とは逆である。

◆ 基本的にはニュートン的な発想であり、アインシュタイン的発想まではいっていないということか。駒東のいう基礎基本は相当レベルが高い、しかし、トレーニング強化でなんとかなる可能性がある。これに対して、開成、麻布は、トレーニング強化を超越した新しい学習方法が必要である。

◆ そんなことを言っても、従来からトレーニング強化でやってきたではないかと指摘されるだろう。たしかにそうだが、合格したメンバーはどこかで自分なりの新しい学習方法を身につけているはずだ。そこを研究してみると創造的才能育成プログラムができるだろう。



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