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| ホンダの低価格ハイブリッド車 ≪日本経済新聞2/22号より要約≫ |
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2006年3月9日 |
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■ ホンダは2007年度にも小型車「フィット」にガソリンエンジン・電気モーター併用のハイブリッド車を導入し世界販売する。現在ハイブリッド車は中・大型車が中心で、価格も200万円以上が主流だ。世界で小型車シフトが進む中、ホンダが初めて100万円台の低価格ハイブリッド車を実現することになる。そうなれば大型車志向のトヨタとの差別化を図れ、さらにハイブリッド車の普及にも大きく貢献しそうだ。
■ フィットの現行モデルは120万円前後が中心。ハイブリッドは基幹部品のコスト削減により、ガソリン車との価格差を20万円程度に縮小する計画だ(上表参照)。ライバルであるトヨタのハイブリッドはシステム上の制約から小型車展開は難しく、またガソリン車との価格差も50万円程度かかる。しかしホンダは加速時などにモーター使用を限る独自方式の採用によって、モーターや電池を小型化することに成功した。 ■ ハイブリッド車市場は大半を米国市場が占め、世界販売台数は年間約30万台だ。今後はますます環境意識やガソリン高などから低燃費の小型車の需要が世界中で伸びるとみられ、ホンダはフィットを世界戦略車と位置づけシェア拡大を目指す。 ■ エコカーの本命である燃料電池車の「中継ぎ」として登場したハイブリッド車。しかし技術的に高い水準を要するため、現在本格参入している自動車メーカーはトヨタ、ホンダとフォードのみ。中でもこの分野はトヨタの独壇場といわれるように、ホンダはトヨタに大きく水を開けられていた。今回の低価格ハイブリッド車はホンダにとって大きなターニングポイントとなりうる。 ■ 一方、エコカーはハイブリッドだけではない。欧州ではディーゼルエンジンを、米国ではエタノール混合燃料を普及させようとしている。ただ日本勢の独走を阻止すべく、同時にハイブリッド車への参入も決めており、GMはダイムラークライスラー、BMWと、フォルクスワーゲンもポルシェと共同開発を進める。各国のエネルギー政策をも絡ませながら、環境対応車を巡る競争はますます激化している。 |
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